2020年に惜しまれつつ幕を閉じたあの大ヒット犯罪捜査ドラマが復活! リバイバル版として、すでにシーズン2(全体ではシーズン17)への更新も決まっている『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』(Disney+では、シーズン16として配信中)が、日本でも配信中。待望の日本上陸、新しいストーリーも気になるところだが、オリジナル版から何が進化したのだろうか? 記念すべき第1話を見て分かったことをまとめてみる。
目次
『クリミナル・マインド』シーズン16 第1話「再開の時」あらすじ
The BAU have met their match. #CriminalMinds pic.twitter.com/ZMXfnIIIOi
— Paramount+ (@paramountplus) November 25, 2022
シーズン16と位置づける『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』の幕開けは、2005年。『クリマイ』が本国アメリカで放送開始した年だ。暗闇の森の中、一人の男が車から降りてくる。コンテナに向かった男はそこで誘拐した男性をイスに縛り付け、刃物を向ける…。そして、時は変わり2022年。暗視ゴーグルを着けた人物が4人家族を襲う。果たしてこの二つの事件は繋がっているのか―。
全10話となるシーズン16ではシリアルキラーも進化し、パンデミックを利用して連続殺人犯のネットワーク“UnSub<アンサブ>”を構築。凶悪な犯罪ネットワークが動き出し、FBIの行動分析課(通称BAU)は一人ずつ殺人犯を追い詰めなければならない。当初、1シーズンで一つの事件を追う構成と伝えられていたが、シーズン通しての軸はあるものの、これまで通り一話完結のストーリーも展開される。
BAUメンバーの現在
BAUメンバーはというと、ルイスはコンテナの事件に向かう。ロッシはホテル暮らしで変わり果てるも別の事件を追っていた。BAUのチームリーダーだったエミリーは昇進し、他のチームも管理しており、あまり現場には出ていないよう。しかし、事件がなくなることもなく、シリアルキラーの犯行は各所で起きており、JJやルークもそれぞれの事件を捜査。チームはバラバラとなっていた。一方、シーズン15の最終話でBAUならびにFBIを辞めたガルシアは事件とは無縁の生活を楽しんでいたのだが…。
演じるキャストも続投
#CriminalMinds: Evolution Video: Cast Previews a Busted-Up BAU, Trips to 'Darker' Places and 'Prentiss 2.0' https://t.co/OcFpVZEZ2d pic.twitter.com/QG1nKSvktd
— TVLine.com (@TVLine) November 21, 2022
■デヴィッド・ロッシ役: ジョー・マンテーニャ
■エミリー・プレンティス役: パジェット・ブリュースター
■ジェニファー・JJ・ジャロウ役: A・J・クック
■ペネロープ・ガルシア役: カーステン・ヴァングスネス
■タラ・ルイス役: アイシャ・タイラー
■ルーク・アルヴェス役: アダム・ロドリゲス
その他には、JJの夫ラモンテーン・Jr役のジョシュ・スチュワートも姿を見せている。また、ロッシ役のジョーは第3話「Moose(原題)」で監督も務める。
リードとシモンズの居所は?
今のところ、シーズン15に出演していたレギュラーキャスト8人のうち二人がカムバックを果たしていない。その二人とは、シーズン1から出演していたドクター・スペンサー・リード役のマシュー・グレイ・ギュブラーと、『クリミナル・マインド 国際捜査班』から異動してきたマシュー・シモンズ役のダニエル・ヘニーだ。そのことから彼らはどこに行ってしまったのか、配信前からその行方に注目が集まっていた。
そんな二人に関して、人手不足に悩むエミリーと副長官の会話の中で、「彼らの任務については話せない。いつ戻ってくるのか、そもそも戻ってくるのか、判断は彼ら次第」と副長官は話す。彼は二人の居所を知っている模様だ。
以前、ロッシ役のジョー・マンテーニャが変わらないものとして、スペンサー・リードと書かれたネームプレートが置かれているデスクを映した動画をInstagramに投稿していたが、果たして―?
ガルシアとルークの関係
『クリマイ』シーズン15の最終話ではガルシアがBAUを去ることが明かされた他、ルークが彼女をデートに誘う展開も描かれた。その後の二人はというと、ガルシア曰く「3年前に1回だけ食事行っただけ」とのこと。とにもかくにも、優雅にお菓子作りクラブを開いていたガルシアの前に、事件を持ってきたルークに睨みを利かす彼女だが、言い合うやりとりは健在。仲間の助けに断り切れず、捜査に協力する。
放送から、配信ドラマとなった『クリマイ』
本国アメリカでは『クリマイ』は、シーズン15までは米3大テレビネットワークの一つである米CBSで放送されたが、シーズン16からは同局の配信サービス米Paramount+で展開されている。(日本ではディズニープラスで独占配信) 地上波から配信作品に変わったことで本作にも変化が見られた。
■1話分の長さが伸びた
シーズン15までは1話、約42分だったのに対し、シーズン16の第1話に関しては約50分。配信サービスでの配信になったことで尺の上限がなくなったゆえ。
■言葉遣い
That's a whole lot of blood on the board! 🩸 #CriminalMinds pic.twitter.com/PkFLOYV9Zf
— Criminal Minds: Evolution (@criminalminds) November 23, 2022
地上波作品は検閲が厳しいため、放送禁止用語や暴力・ヌードシーンなどに規制がかかるが、配信サービスやケーブル局では制限が緩い。その場の状況によってロッシやガルシアの言葉遣いが変わったよう。また、シーズン16の第1話で印象的だったシーンの一つとして冒頭の血しぶきだ。これまでにも血が飛び散ったあとや残虐なシーンは幾つもあったが血が飛び散るシーンはあまりなかった印象だったため、インパクトがあった。より一層不気味さを増した『クリマイ』に!
日本語吹替版キャストも続投
吹替版で『クリマイ』を見始めた者としては、声優陣も続投しているのか気になるところ。レギュラー吹替キャストは以下の通り。
デヴィッド・ロッシ役: 菅生隆之
エミリー・プレンティス役:深見梨加
ペネロープ・ガルシア役:斉藤貴美子
ジェニファー・ジャロウ役:園崎未恵
タラ・ルイス役:塩田朋子
ルーク・アルヴェス役:阪口周平
JJの夫、ラモンテーン・Jr役の加瀬康之も引き続き出演している。ただ、本編最後に流れる吹替版制作者一覧において、声優ならびに演出家の名前がなぜ「名前+苗字」という表記だったのか。例えば、エミリー役の深見梨加の場合、「梨加 深見」と表記。これまで通り「苗字+名前」で良かったのでは。違和感しかなく、謎が深まるばかり…。
さて、帰ってきた『クリマイ』だが、あのテーマ曲がなかったのが残念だった。名言・格言は変わらずあり。ともあれ、いくつかの謎を残し、幕を閉じた第1話。最後の男は?犯罪ネットワークは?今後もガルシアはヘルプ?再び全員が集まり、捜査することができるのだろうか。第2話以降もどんな展開が待ち受けるのか楽しみだ。
リバイバル版『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』(シーズン16)はDisney+ (ディズニープラス)にて独占配信中。WOWOWにて11月3日より日本初放送!(海外ドラマNAVI)
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Photo:『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション』(シーズン16)™CBS Studios Inc. © 2022 ABC Signature and CBS Studios Inc. CRIMINAL MINDS is a trademark of CBS Studios Inc. All rights reserved.