人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』のスピンオフとして製作され、今では本家を上回るほどの人気を博している『The Good Fight/グッド・ファイト』。そのファイナルとなるシーズン6の予告映像が公開された。
米Paramount+が公開した約150秒の予告映像では、既婚者のダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』)が、初登場となる精神科医(ジョン・スラッテリー『MAD MEN マッドメン』)と恋愛関係に陥る展開が示唆されている。
政治的な見解の違いに直面するも…?
以前に、米TV Lineのインタビューでクリエイターのロバート&ミシェル・キング夫妻が、シーズン5でダイアンと夫カート(ゲイリー・コール『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』)の破局をほのめかし、かつてないほど夫婦が激しい政治的な見解の違いに直面する展開についてコメント。ロバートは、「最終的に彼らは別れる勇気がありませんでした」と認め、「なぜか、二人の政治的な見解の違いの大きさよりも相性の良さが勝つんです」と述べていた。そんな夫婦の固い絆が、ファイナルシーズンで持ちこたえることができるかどうかも、見どころの一つになりそうだ。
ファイナルシーズン概略&キャスト
10話構成となるシーズン6の概略は、「自分がおかしくなってしまったのではないかと感じ始めたダイアンが、ロー対ウェイド裁判(人工妊娠中絶を規制する法律を違憲とした1973年の裁判)から投票権や冷戦時代の侵略まで、あらゆるものが既視感として蘇り、不安定な状態に悩まされる」と紹介されている。
ファイナルシーズンには、『グッド・ワイフ』で全シーズンにわたりイーライ・ゴールドを演じたアラン・カミング(『インスティンクト-異常犯罪捜査』)が出演し、エルズベス・タシオニ役のキャリー・プレストン(『トゥルーブラッド』)もカムバック。また、リズ・レディック=ローレンス(オードラ・マクドナルド『プライベート・プラクティス』)が弁護士事務所の新パートナーとして押し付けられた変わり者のリチャード・レーン役で、『ブルックリン・ナイン-ナイン』のホルト署長役で知られるアンドレ・ブラウアーが参加。上述の精神科医役を演じるジョンも加わり、新キャラクターも物語を引っ掻き回してくれそうだ。
『The Good Fight/グッド・ファイト』ファイナルシーズンは、米Paramount+にて2022年9月8日(木)に配信スタート。日本ではシーズン1~3が、Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)にて配信中。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』© 2020 CBS Interactive. All rights reserved.