北アイルランドを舞台にした大ヒットコメディ『デリー・ガールズ ~アイルランド青春物語~』の生みの親リサ・マッギーの新作ドラマ『ベルファストから天国に行く方法』がNetflixで2月12日より配信開始。
笑いとサスペンスを融合させたコメディスリラーである本作の制作の舞台裏をマッギー自身が語った。
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「トゥルークライムが大好きだから…」
マッギーはDeadlineの取材で、本作のインスピレーションについて語った。「友だちと一緒に冒険して、謎を解いてみたかった。真実犯罪に夢中な女性は本当に多いし、だったら自分で事件を解く代わりに、ドラマを書けばいいと思った」
彼女は自他ともに認める“トゥルークライム中毒”で、『S-Town』や『Sweet Bobby』『West Cork』などを愛聴してきたという。その偏愛が、本作のミステリー要素の土台となっている。
物語の中心となるのは、学生時代からの親友三人。聡明だが混沌としたテレビ脚本家ソーシャ、華やかだが追い詰められた三児の母ロビン、控えめで献身的な介護士ダーラだ。疎遠になっていた幼なじみの死を知らせる一通のメールをきっかけに、彼女たちは不穏な出来事に巻き込まれ、アイルランドを舞台にした奇妙な旅へと踏み出していく。
主演を務める三人について、マッギーは「完璧なアンサンブルで、笑いも悲しみもすべて成立させてくれた」と高く評価している。「本当にバカバカしい場面から、深く感情的な瞬間へ移行するのは俳優にとって非常に難しい。だが彼女たちは、それをすべて出し切っている」
マッギーがそう語るように、本作は軽妙なコメディでありながら、喪失や過去と向き合う物語でもある。
個人的な体験がベースに
『デリー・ガールズ』が自身の10代を色濃く反映していたように、本作にもマッギーの体験がもとになっている。廃墟となった元修道院の校舎を訪れた際、「若い頃の自分に出会いそうな感覚」を覚えたことが、本作の不穏な空気感につながったという。
主人公ソーシャが刑事ドラマの脚本家である点も、マッギー自身をゆるやかに投影した設定だ。
マギーが本作を書き始めたのは、『デリー・ガールズ』最終シーズンの制作前だった。「別の作品を書かないといけなかった。頭の中で『デリー・ガールズ』のキャラクターたちが喋り続けていて、それを止めたかった」
コメディを一人で書き上げた過去と比べ、今回はライターズルームを率いる形となった。マッギーは「今後はこのやり方でやりたい」と、その手応えを語っている。
また、本作は続編を想定した構成となっており、マッギー自身もシーズン2に意欲を見せている。ただし、その行方は視聴者の反応次第だ。「ぜひ続きを作りたい。それは、どれだけ観てもらえるかにかかっている」
『ベルファストから天国に行く方法』は、Netflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)





