【まとめ】『アメホラ』や『ウィル&グレイス』のあの人も!2018年に還暦を迎えるスター女優編

ドラマや映画で活躍する海外セレブを生まれた年ごとにご紹介していく本企画。『ザ・フォロイング』のケヴィン・ベーコン、『ブレイキング・バッド』のガスことジャンカルロ・エスポジートなど、2018年に還暦を迎える男優まとめに続き、今回は1958年生まれの女優たちをご紹介していこう。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.1 ジェイミー・リー・カーティス(1958年11月22日生まれ)

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俳優トニー・カーティス(『手錠のまゝの脱獄』)と女優のジャネット・リー(『サイコ』)を両親に持つ。1970年代後半からTVを中心に女優活動を開始。1978年にジョン・カーペンター監督作『ハロウィン』に出演して以降、『ザ・フォッグ』、『テラー・トレイン』といったホラー映画への出演が続き、"絶叫の女王"の異名を持った。

ゴールデン・グローブ賞においてTVと映画で通算7度のノミネートを経験しており、『Anything But Love(原題)』と『トゥルーライズ』では女優賞を受賞。近年はTVでも活躍しており、『New Girl 〜ダサかわ女子と三銃士』で主人公ジェス(ゾーイ・デシャネル)の母親役、『スクリーム・クイーンズ』では主人公シャネル(エマ・ロバーツ)と対立する学部長役などを演じている。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.2 アンジェラ・バセット(1958年8月16日生まれ)

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米国名門イェール大学卒業後、女優デビュー。『マルコムX』ではタイトルロールの妻役を演じ、歌手ティナ・ターナーの半生に基づいた『TINA ティナ』では主演を務め、ゴールデン・グローブ賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた。2013年の『魔女団』からは人気クリエイターのライアン・マーフィーが手掛ける『アメリカン・ホラー・ストーリー』の常連で、マーフィーの新作ドラマで警官や消防士らのリアルを描いた『9-1-1(原題)』にも出演中。

夫は『アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件』や『LAW & ORDER クリミナル・インテント』への出演で知られるコートニー・B・ヴァンス。大学在学中に知り合い1997年に結婚した。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.3 ミーガン・ムラリー(1958年11月12日生まれ)

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6歳でロサンゼルスから父親の故郷であるオクラホマシティへ移り高校までを過ごす。名門私立大学のノースウェスタン大学では英文学とアート史を専攻。在学中から小劇団で活動した後、1980年代から映画やTVで活躍するように。

特にTVドラマへの出演が多く、『となりのサインフェルド』や『ボストン・リーガル』、『30ROCK/サーティー・ロック』などに出演してきた。エミー賞作品賞受賞の『ふたりは友達? ウィル&グレイス』ではデブラ・メッシング演じるグレイスの助手カレン役でおなじみの存在。現在放送中の復活版にも同役でカムバックしている。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.4 ホリー・ハンター(1958年3月20日生まれ)

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米ジョージア州出身。カーネギー・メロン大学で演劇科を専攻したあと、ニューヨークへ。そこではフランシス・マクドーマンド(『スリー・ビルボード』)とアパートをシェアしていた。

1993年の『ピアノ・レッスン』(主演女優賞)でアカデミー賞を受賞。その後も、『ブロードキャスト・ニュース』(主演女優賞)、『ザ・ファーム/法律事務所』(助演女優賞)、『サーティーン あの頃欲しかった愛のこと』(助演女優賞)でノミネートされている実力派女優。2007年からは『女性捜査官グレイス 〜天使の保護観察中』で主演&製作総指揮を務めた。2008年に映画やTV会の貢献者を称える「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム」に名前が刻まれ、ハリウッドに殿堂入りした。

現在は『トゥルーブラッド』のクリエイター、アラン・ボールが手がける米HBOの新作ファミリードラマ『Here and Now(原題)』で主演を務めている。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.5 ミシェル・ファイファー(1958年4月29日生まれ)

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1980年にスティーヴン・ポール(『ゴーストライダー』)監督の『マンハッタン・ラプソディー』で映画デビュー。以降、『イーストウィックの魔女たち』、『バットマン リターンズ』、『I am Sam アイ・アム・サム』、『ヘアスプレー』などに出演し長年に渡ってハリウッドの最前線で活躍を続けてきた。『危険な関係』(助演女優賞)、『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(主演女優賞)、『ラブ・フィールド』(主演女優賞)ではアカデミー賞にノミネートされている。昨年はケネス・ブラナー、ペネロ・ペクルス、ジョニー・デップらが豪華共演した『オリエント急行殺人事件』に出演した。

夫は『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』、『ボストン・リーガル』、『アリー・myラブ』を手掛けたデイビッド・E・ケリー

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.6 リー・デラリア(1958年)

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米イリノイ州生まれ。ジャズピアニストの父親を持ち、リー自身もジャズミュージシャンとして活躍。1982年にサンフランシスコでスタンドアップコメディアンとしてのキャリアをスタートさせた。その後、80年代はLGBTQをテーマにしたミュージカルを手掛け、90年代にはアーセニオ・ホール(『星の王子ニューヨークへ行く』)が司会を務める深夜のトーク番組『The Arsenio Hall Show(原題)』に初の同性愛者として出演していた。

日本ではNetflixオリジナルの大ヒットドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のレズビアンの囚人ビッグ・ブー役でお馴染みの存在。これまでに『ふたりは友達?ウィル&グレイス』や『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』、『カリフォルニケーション』などにもゲスト出演している。昨年公開されたピクサーの大人気アニメーション映画『カーズ/クロスロード』ではミス・フリッターの声優を務めた。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.7 エレン・デジェネレス(1958年1月26日生まれ)

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アメリカを代表するTV司会者&コメディエンヌ。スタンドアップコメディ出身で、2000年頃までは女優としての活動も行なっていた。出演作は『グッバイ・ラバー』、『エドtv』など。声優としては『ファインディング・ドリー』のドリー役で有名。

2003年からはトーク番組『エレンの部屋』がスタート。多くのセレブ達とセンスの光るトークを繰り広げて人気を博し、デイタイム・エミー賞の最優秀トーク・ショー賞を10回受賞している。1997年に同性愛者であることをカミングアウトしており、20年間に及ぶLGBTQコミュニティへの貢献が認められ、2016年にはオバマ前大統領から大統領自由勲章が贈られた。妻は『アリー・myラブ』、『ブル~ス一家は大暴走!』、『スキャンダル 託された秘密』などへの出演で知られるポーシャ・デ・ロッシ

≪過去記事≫
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Photo:Photo:ジェイミー・リー・カーティス ©FAM020/FAMOUS アンジェラ・バセットアンジェラ・バセット ©NYPW/FAMOUS ミーガン・ムラリー ©NYPW/FAMOUS ホリー・ハンター © NYPW/FAMOUS ミシェル・ファイファーミシェル・ファイファー ©NYPW/FAMOUS リー・デラリア ©NYKC/FAMOUS エレン・デジェネレス ©NYPW/FAMOUS