【まとめ】『ブレイキング・バッド』のあの人も!2018年に還暦を迎える海外スター男優編

ドラマや映画で活躍する海外セレブを生まれた年ごとにご紹介していく本企画。前回は2018年に20歳になる1998年生まれのヤングスターたちを特集したが、今回は還暦を迎える1958年生まれのベテラン俳優たちにスポットを当ててみた。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.1 ケヴィン・ベーコン(1958年7月8日生まれ)

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米ペンシルベニア州生まれのケヴィンは役者を目指し17歳でニューヨークへ。1978年に『アニマル・ハウス』でスクリーンデビュー。その後、『13日の金曜日』や『フットルース』、『告発』、『アポロ13』など話題作に次々と出演し存在感を発揮。1994年の『激流』では初めてゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。2013年には『ザ・フォロイング』でTVドラマ初主演。続けてAmazonのオリジナルコメディ『アイ・ラブ・ディック』でも主演を務め、近年はTVでの活躍に注目が集まる。また、監督やプロデューサー業にも勤しんでおり、大人気犯罪捜査ドラマ『クローザー』ではシーズン2〜5でメガホンを取った。

プライベートでは女優のキーラ・セジウィック(『クローザー』)と1988年に結婚。娘のソシー・ベーコンはNetflixオリジナルドラマ『13の理由』に準レギュラーとして出演をしている。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.2 ジャンカルロ・エスポジート(1958年4月26日生まれ)

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大ヒットシリーズ『ブレイキング・バッド』のガス役でおなじみのジャンカルロ。ナポリ出身の父と、米アラバマ出身のシンガーの母親の息子としてデンマーク、コペンハーゲンで生まれる。

1980年代〜90年代半ばまでは『ドゥ・ザ・ライト・シング』や『マルコムX』、『ユージュアル・サスペクツ』といった映画を中心に活動していたが、95年から『NYPD BLUE 〜ニューヨーク市警15分署』や『刑事ナッシュ・ブリッジス』などに出演しTVが主戦場に。『ワンス・アポン・ア・タイム』ではランプの精ジーニーに扮し話題になった。エミー賞にノミネートされたガス役で『ベター・コール・ソウル』にも登場しており、昨年はNetflixオリジナル映画『オクジャ/okja』に出演した。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.3 ブルース・キャンベル(1958年6月22日生まれ)

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米ミシガン州生まれ。映画監督のサム・ライミとは高校時代からの親友で、彼の7歳下の弟テッド・ライミのベビーシッターをしていたこともある。

1981年にライミと共に手掛けた伝説のホラー映画『死霊のはらわた』で主人公アッシュを演じブレイク。2013年公開のリメイク版では製作として携わったが、2015年〜2016年に米Starzで放送されたTVドラマ版『死霊のはらわた リターンズ』では30年後のアッシュ役として再び主演を務めた。2007年〜2013年にはスパイアクションドラマ『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』にレギュラー出演。主人公マイケル(ジェフリー・ドノヴァン)の友人サム役を演じた。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.4 ヴィゴ・モーテンセン(1958年10月20日生まれ)

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ファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのアラゴルン役で知られるヴィゴはノルウェーで出会ったデンマーク人の父とアメリカ人の母との間に生まれる。

映画デビューは1985年の『刑事ジョン・ブック/目撃者』。1990年代は『インディアン・ランナー』、『クリムゾン・タイド』、『G.I.ジェーン』などの映画に出演。2007年には『ヒストリー・オブ・バイオレンス』のデヴィッド・クローネンバーグ監督と再タッグを組んだクライム・サスペンス『イースタン・プロミス』で主演を務め、初めてアカデミー賞(主演男優賞)にノミネートされた。2016年にはロードムービー『はじまりへの旅』に主演。文明から切り離された山奥で自給自足の生活をする家族が社会に飛び出す姿をハートウォーミングに描いた本作は各方面から評価され、一家の父親役を演じたヴィゴは再びオスカーにノミネートされた。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.5 ゲイリー・オールドマン(1958年3月21日生まれ)

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イギリスを代表する名優の一人であるゲイリー。音楽家への道を目指していたが1970年のマルコム・マクダウェル主演映画『青春は悲しみの淵に』を見て、俳優になることを決める。

舞台俳優として活躍後、1986年の『シド・アンド・ナンシー』でスクリーンデビュー。『JFK』や『レオン』、『フィフス・エレメント』、『エアフォース・ワン』、『ハンニバル』など注目作で強烈な印象を残してきた。近年では大ヒットファンタジーシリーズ『ハリー・ポッター』でハリー(ダニエル・ラドクリフ)のゴッドファーザー、シリウス・ブラック役が知られている。日本では今年3月に公開する『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でタイトルロールを演じ、第90回アカデミー賞にノミネートされている。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.6 アレック・ボールドウィン(1958年4月3日)

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米ニューヨーク州ロングアイランド出身のアレックは4人兄弟の長男として誕生。弟のウィリアム、スティーヴン、ダニエルも俳優をしている。

1990年の『レッド・オクトーバーを追え!』でCIAの情報分析官ジャック・ライアンを演じブレイク。2003年にはウィリアム・H・メイシー(『シェイムレス 俺たちに恥はない』)主演の『The Cooler(原題)』で初めてアカデミー賞(助演男優賞)にノミネートされた。2006年からは人気コメディドラマ『30 ROCK/サーティー・ロック』でNBCの責任者ジャック役で人気を博し、7年連続ゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、3度受賞した。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.7 ピーター・キャパルディ(1958年4月14日生まれ)

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謎のベールに包まれた"ドクター"が、遥かなる時空を旅する英国の人気長寿ドラマ『ドクター・フー』の12代目ドクターとして知られるピーターはスコットランド、グラスゴー生まれ。両親はアイスクリーム屋を経営していた。地元で演劇を学んだあと、1983年の『ローカル・ヒーロー/夢に生きた男』で映画デビュー。俳優をしながらBBC スコットランドではグラフィックデザイナーとして働いていたことも。

ドタバタ政治コメディ『官僚天国!〜今日もツジツマ合わせマス〜』では英国アカデミー賞に4度ノミネートされており、2010年はコメディ部門男優賞を受賞した。現在公開中の映画『パディントン2』では前作に引き続き隣人のカリーさんを演じている。

妻は『シェトランド』、『ヴェラ ~信念の女警部~』の製作総指揮として知られるエレイン・コリンズ。

■2018年に還暦を迎える海外スターNo.8 グレッグ・ジャーマン(1958年2月26日生まれ)

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米テキサス州ヒューストン生まれ、コロラド州育ちのグレッグは舞台俳優としてキャリアをスタート。1982年にはマシュー・ブロデリック(『フェリスはある朝突然に』)と『Fancy This』で共演。その他にも『シカゴ』や『オズの魔法使い』といった舞台で高い評価を得ている。その後、ハリウッドに移り1986年のティーンムービー『恋はカメハメハ!』で映画デビュー。

1997年にはキャリスタ・フロックハート(『SUPERGIRL/スーパーガール』)主演のロマンスコメディ『アリー・myラブ』で主人公アリーの同級生リチャード役を演じ注目を集めた。同作では全米映画俳優組合賞アンサンブル賞に輝いている。その後も『シングルパパの育児奮闘記』や『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』、『LAW&ORDER:性犯罪特捜班』など人気TVシリーズへのゲスト出演が続き、昨年にはシーズン2への更新が決まっているNetflixのオリジナルコメディ『カレッジ・フレンズ』に登場した。

Photo:ケヴィン・ベーコン
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ジャンカルロ・エスポジート
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ブルース・キャンベル
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ヴィゴ・モーテンセン
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ゲイリー・オールドマン
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アレック・ボールドウィン
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ピーター・キャパルディ
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グレッグ・ジャーマン
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