今月15日(木)より配信開始となった『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』は、Netflixが初めて手掛けたアガサ・クリスティ作品だが、続編や前日譚を作る可能性はあるのだろうか?
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イギリスが誇る“ミステリーの女王”ことクリスティが1929年に発表した長編小説「七つの時計」をもとにする本作。原作では、主人公のバンドルは自分が暮らすチムニーズ館の宿泊客の一人が不審な死を遂げ、その人物が死んでいた部屋に目覚まし時計が7個並べられていたことから、その謎の解明に乗り出すことになる。
そんなバンドルは実は、1925年の長編小説「チムニーズ館の秘密」にも脇役として登場している。この小説は、複数のクリスティ作品に出てくるロンドン警視庁のバトル警視が初登場した作品でもある。バンドルとバトル警視は『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』の主要キャラクターなので、同作が好評を博せば「チムニーズ館の秘密」の映像化を続編もしくは前日譚として望む声があがりそうだが、今のところ製作側にその意思はないようだ。
全3話の本作の脚本を担当したクリス・チブナル(『ブロードチャーチ ~殺意の町~』『ドクター・フー』)は、配信前に応じた英Radio Timesとのインタビューで、クリスティ作品のさらなる映像化を望むかと問われた際に次のように答えている。
「『チムニーズ館の秘密』は『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』より前の物語ですが、実はバンドルのキャラクターはドラマと原作でかなり違うんです。だから、自然な前日譚になるとは思えません」

「正直に言うと、今は『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』の制作を終えたばかりで、とにかくこれを世に送り出して、どう受け止められるのかが楽しみなんです。企画当初から私たちが話していたのは、“これをご褒美のような作品にできるか?”ということでした。“ご褒美”という言葉がすごく大事なんです。観る人にとっての“ご褒美”になればいいなということですね。制作中はそれを指針にしていました。素晴らしい監督であるクリス・スウィーニーとも、どんな作品にすべきか、アメリカの映画版やBBCによるドラマとは違う、Netflixによるクリスティ作品としての独自性は何か、といったことを話し合いました」
「最高の英国人俳優たちによる、純粋に楽しい“ご褒美のような作品”であること。それが一番重要な点です。だから今は、“さあ、これを世に出そう。結果がどうなるかはお楽しみだ”という気持ちですね」

バンドル役のミア・マッケンナ=ブルース(『ゲット・イーブン ~タダで済むと思った?~』)とバトル警視役のマーティン・フリーマン(『SHERLOCK/シャーロック』)のほか、ヘレナ・ボナム・カーター(『ザ・クラウン』)、コーリー・ミルクリースト(『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝~』)、エドワード・ブルーメル(『マイ・レディ・ジェーン』)、ナバーン・リズワン(『インダストリー』)なども出演する『アガサ・クリスティのセブンダイヤルズ』は、Netflixで独占配信中。(海外ドラマNAVI)
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参考元:英Radio Times






