人気ドラマ『24 -TWENTY FOUR-』には、ファンの間で特に不評となっているエピソードがある。その回の悪名高きシーンの舞台裏について紹介しよう。
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撮影中に消えない怪我を負ったドラマスター6人
多くの俳優が自らスタントを行いたがるが、現場で万全の対策を講 …
キムは無事だったが、エリシャ自身は病院送りに
問題のエピソードとは、シーズン2第11話「18:00」。主人公ジャック・バウアーの娘キムが、トラブル続きでパニックに陥って森の中をさまようシーンで野生のクーガーに遭遇する展開となるが、その舞台裏では思わぬアクシデントが起きていたのだ。

キムを演じたエリシャ・カスバートは、2013年に受けた米Vultureのインタビューで当時を振り返っている。撮影当日、彼女は体調が優れないまま現場に入り、撮影前にクーガーに手を噛まれたことを明かしている。エリシャは、クーガーが森の中で何かに驚いたか、もしくは体調が優れない自分の弱さを感じ取り、襲いかかったのではないかと語った。
噛まれた彼女は撮影用に施した血糊と傷のメイクをつけたまま病院に搬送されたため、病院のスタッフはメイクの傷を本物だと思い、エリシャが重傷を負っていると勘違いしたという。エリシャはその病院スタッフの反応を面白おかしく回想しているが、この事故を受けて製作チームは急遽演出のプランを変更。エリシャはクーガーと距離を置いて撮影することになり、完成版ではクーガーの単独カットとキムのカットをつなぎ合わせる編集が中心となった。
エリシャは、この回が視聴者の間で不評だったことについて、「本来の形で撮影できなかったことが、視聴者に伝わったのだと思います」とコメント。「見返せば分かりますが、私とクーガーが同じフレームに収まることはありません。クーガーと私のそれぞれのカットが切り替わるだけです」と説明している。
共同クリエイターのロバート・コクランも、多くの視聴者がこの場面を“不要”と受け止めたことを認めている。「クーガーを登場させなくても、同じ物語を語れたのではないか」という指摘が多かったそうだ。
『24』が史上屈指のドラマと称される一方、シーズン2第11話はシリーズの中でも評価が分かれるエピソードとなった。当時のファンは、キムがシーズン1の頃から常に危険に晒される展開に不満を募らせていたため、クーガーの件がその苛立ちをさらに増幅させてしまったようだ。エリシャが実際にクーガーに噛まれるという災難を経て完成したシーンは、本人の苦労にもかかわらず視聴者の支持を得ることはできなかった。
『24 -TWENTY FOUR-』全シーズンはDisney+(ディズニープラス)、Hulu、Amazon Prime Video(アマゾンプライム)で配信中。(海外ドラマNAVI)





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