人気ドラマ『グレイズ・アナトミー』で医師のジョセフィン・“ジョー”・ウィルソンを演じるカミーラ・ラディントンが、プライベートでもまるでメディカルドラマのような経験をしていたと明かした。米Entertainment Weeklyが報じている。
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体調不良の原因が判明「答えが見つかってホッとした」
カミーラは長らく原因不明の体調不良に悩まされていたが、数ヵ月前に橋本病と診断されたという。『グレイズ・アナトミー』の共演者ジェシカ・キャプショー(アリゾナ・ロビンス役)と一緒にホストを務めるポッドキャスト番組『Call It What It Is(原題)』で初めて、本人が明かした。
「およそ2ヵ月半前に血液検査を受けたの。後日、主治医から“ほとんどが素晴らしい結果ですが、一つだけ小さな問題があります”と言われた。そして告げられたのが“自己免疫疾患”という言葉。それを聞いた瞬間、“一体何なの?”とショックだったのを覚えてる。あとで、それが橋本病(甲状腺機能低下症)と呼ばれる、非常によくある病気だと説明されたの」
この疾患について報告した日本人博士の名前を由来とする橋本病は、成人女性の約10人に1人、成人男性の約40人に1人に見られ、特に30〜40代の女性が発症することが多いとされている。
診断を聞いた直後は「少しパニックになった」カミーラだが、その後は安堵することに。「ずっと原因不明の体調不良に悩んでいたから、正直、ホッとした。不安を感じるあまり、自分の辛いという感覚が思い込みなのかもと自分を少し疑っていたの」
彼女が感じていた体調不良は、思い込みではなく病気による症状だった。橋本病とは、リンパ球が甲状腺を徐々に破壊することによって慢性的な炎症が起こり、甲状腺ホルモンの生成が低下してしまう病気。カミーラの場合はその症状が、彼女がポッドキャスト番組内でよくネタにしていた「ナマケモノのようならだるさ」という、ひどい倦怠感として現れたのだ。
カミーラは、過去の何気ないことの数々も病気のサインだったと気づくことに。「夫のマット(『13の理由』のマシュー・アラン)から、私が夜に何枚も毛布をかけて寝るから、よくからかわれていたの」と異常な寒がりだったことを振り返ったが、これも橋本病の病状の一つ。ほかにも、頭がボーッとしたり、落ち込んだり、肌が乾燥したり、髪が抜けやすくなったりと、思い当たる症状がいくつもあったという。
幼い二人の子どもの母親である彼女は、猛烈な眠気に襲われるのも単に年齢(41歳)のせいだと考えていた。「昼寝が必要な状態だった。前の晩にどれだけ睡眠をとったかは関係なく、一日を乗り切ることができなくなっていたの」
こうした倦怠感や眠気は体力を消耗しているせいかもしれないと、もともと健康のために行っていたワークアウトも中断。そんな時、夫が血液検査を受けるのに合わせて、以前体調不良でキャンセルした検査を受けることに。病状が明らかになった今は、6週間ごとに医師の診察を受けながら薬物治療に取り組んでいる。
10年以上にわたって医師を演じてきたカミーラだが、今回の件を通して医療の大切さと患者の気持ちを学んだことで、今後はいっそうリアルな、患者の気持ちが分かる医師を演じることができるかもしれない。
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