![『ハリー・ポッター』ドラマ版、今度こそダンブルドア役を発見!?](https://dramanavi.net/wp-content/uploads/2025/02/Harry-Potter_279543.jpg)
ワーナー・ブラザースと米HBOが、2026年後半もしくは2027年初めのリリース予定で進めている『ハリー・ポッター』ドラマ版。数ヵ月前からダンブルドア校長役として様々な名前が噂されてきたが、ようやくその配役が決まるのかもしれない。
イギリス人をよく知るアメリカ人に白羽の矢?
米Deadlineなど複数のメディアがダンブルドア役としてこの度報じているのは、ジョン・リスゴー。1980年代に2年続けてアカデミー賞助演男優賞候補となり(『ガープの世界』『愛と追憶の日々』)、『デクスター ~警察官は殺人鬼』のアーサー・ミッチェル役や『ザ・クラウン』のウィンストン・チャーチル役でエミー賞に6度輝いている演技派だ。
'Harry Potter' HBO Series Eyes John Lithgow to Play Dumbledore https://t.co/hr3yP2572Q
— Variety (@Variety) February 12, 2025
報道によれば、ジョンはダンブルドア役として交渉の最終段階にいるとのこと。HBO側は「契約が締結されない限り、我々が詳細を認めることはありません」と述べるにとどまっているが、このまま最終交渉が実を結べば、近いうちにドラマ版最初のキャストが正式に発表されるかもしれない。
『ハリー・ポッター』シリーズは、原作者のJ・K・ローリングがイギリス人なこともあって、映画シリーズのキャストの大半をイギリス人が占めている。ダンブルドア役は、『ハリー・ポッター』シリーズではともにアイルランド出身のリチャード・ハリスとマイケル・ガンボン(リチャードの死により交代)、『ファンタスティック・ビースト』シリーズでは若き日のダンブルドアをイギリス出身のジュード・ロウが演じていた。昨年11月にドラマ版の候補として報じられたマーク・ライランス(『ウルフ・ホール』)もイギリス人だが、一方で今回候補に挙がったジョンはアメリカ人だ。とはいえ、前述の通り、かつての英国首相チャーチルに扮したことがあり、ロンドンの舞台でイギリスの脚本家ロアルド・ダールを演じてもいる。
ジョンに関してほかに気になるところがあるとすれば、今年10月に80回目の誕生日を迎えることだろうか。候補と目されていたマークより4つ年上で、10年続くと言われるドラマシリーズが終了する頃には90代に突入するかもしれない。
ほかのキャスティングに関しては、セブルス・スネイプ役にパーパ・エッシードゥ(『ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!』)、ヴォルデモート役にキリアン・マーフィ(『オッペンハイマー』)といった候補たちが噂されている。そして昨年9月からハリー、ロン、ハーマイオニーという主役の子どもたち3人の選考も行われているところだ。正式なキャスティング情報が届き次第お伝えしたい。
『ハリー・ポッター』映画シリーズ全8作はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)、U-NEXT、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline