『ハリー・ポッター』ドラマ版のダンブルドア校長役が見つかる!?

ワーナー・ブラザースと米HBOが2026年リリース予定で進めている『ハリー・ポッター』ドラマ版は、今のところキャストが誰も発表されていないが、もうすぐ一人目の配役決定ニュースが届くのかもしれない。ダンブルドア校長役としてあるキャストが話し合っている最中だと、米Varietyが報じている。

前任者たちに続いてイギリスの名優に白羽の矢?

ハリーたちが通うホグワーツ魔法魔術学校の校長であるダンブルドアは、最も偉大な魔法使いであり、学校に通う生徒たちを見守っていた。スピンオフの『ファンタスティック・ビースト』シリーズにも登場している重要キャラクターだ。

映画シリーズでは当初リチャード・ハリス(『許されざる者』)が同役を演じていたが、彼が2002年に没したため、3作目からはマイケル・ガンボン(『ゴスフォード・パーク』)が引き継いだ。そのマイケルも2023年に死去している。『ファンタスティック・ビースト』シリーズではジュード・ロウ(『リプリー』)が若かりし頃のダンブルドアに扮した。

ドラマ版のダンブルドア役として話し合っているところだと報じられたのは、マーク・ライランス。スティーヴン・スピルバーグ監督作『ブリッジ・オブ・スパイ』でソ連のスパイを演じてアカデミー賞助演男優賞に輝いたほか、歴史ドラマ『ウルフ・ホール』のトマス・クロムウェル役でエミー賞やゴールデン・グローブ賞の候補になっている名優だ。

今回のドラマ企画に詳しい情報源によれば、マークはダンブルドア役候補としてキャスティングリストのトップにおり、ワーナー・ブラザース側はまだ交渉の段階にこそ至っていないものの、本人の興味や都合を問い合わせているところだという。

マークの代理人はこの件についてコメントしていないが、HBOの広報はVarietyに対し次のように反応。「このドラマ版が多くの噂や憶測を引き起こしていることを嬉しく思う。今後制作が始まっていくのに合わせて、契約が確定したらその詳細をお伝えするつもりだ」

映画シリーズではともにアイルランド出身のリチャードとマイケル、そしてロンドン生まれのジュードが演じていたダンブルドア役。これまでの『ハリー・ポッター』シリーズのほかの多くのキャストと同じく、ドラマ版でもイギリス出身のマークが起用されることになるのだろうか。

このドラマ版は今年9月、ハリー、ロン、ハーマイオニーという主役3人のキャスティングがついに開始されており、いよいよ本格的に始動したと言えるようだ。ハリーたち子役あるいはダンブルドアをはじめとした大人のキャスティング情報が発表され次第、お伝えしたい。

『ハリー・ポッター』映画シリーズ全8作はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)U-NEXTHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety