『ハリー・ポッター』ドラマ版、主役3人のキャスティング条件が明らかに

2026年リリース予定で進められている『ハリー・ポッター』ドラマ版が、ハリー、ロン、ハーマイオニーという主役3人のキャスティングをついに開始、そのキャスティング条件が明らかとなった。米Varietyなど複数のメディアが伝えている。

9歳から11歳までの子ども。ハリポタ引用はNG

J・K・ローリングの世界的ベストセラー小説シリーズをもとに、少なくとも7シーズン続くと見られているドラマ版。今年6月にショーランナーが発表されていたが、ようやく次の段階となるキャスティングに動き出した。

3人の役を公募しているサイトによれば、2025年から2026年にかけてイギリスで行われる撮影のために求められているのは、2025年4月時点で9歳から11歳までの子どもで、イギリスあるいはアイルランド在住であること。応募締切は2024年10月末。

そして応募者には、二つの映像を送ることが求められている。一本は30秒以内の長さで、自分が好きな本や詩や舞台、あるいは自分で作った何かからの一節を読み上げること。ただし、ハリー・ポッター作品の引用はNGとなっている。もう一本の映像は1分以内の長さで、自分について語ること。どこに住んでいるか、家族や友人、ペットなど自分が特に親しい存在について語るようにと指定されている。どちらも自分のアクセントで話すことが条件の一つだ。

また、キャスティングは包括的で多様性のあるもので、どの役に関しても、民族性や性別、ハンディキャップ、人種、性的指向は問わないとしている。

全8作、10年にわたって続いた映画シリーズでは、ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソンの3人がこの主役トリオを演じきったが、ドラマ版も最初に決まったキャストが最後まで演じることになるのだろうか。

ショーランナーを務めるのは『ダーク・マテリアルズ/ライラと黄金の羅針盤』のフランチェスカ・ガーディナー。そして『メディア王 ~華麗なる一族~』で4つのエミー賞(3つの作品賞、1つの監督賞)を手にしたマイク・マイロッドが複数のエピソードでメガホンを取る。二人は製作総指揮も兼任する。

『ハリー・ポッター』映画シリーズ全8作はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Varietyキャスティング公募サイト