『SHOGUN 将軍』に続け!直木賞候補のミステリー小説「ユージニア」、ハリウッドでドラマ化

第133回直木三十五賞候補になり、第59回日本推理作家協会賞の長編及び連作短編集部門に輝いた恩田陸の推理小説「ユージニア」が、ハリウッドでドラマ化されることが分かった。米Varietyが伝えている。

「日本のスティーヴン・キング」が仕掛ける、大量毒殺事件の真相とは?

2005年に出版された「ユージニア」は、1973年に北陸のある旧家で起きた大量毒殺事件を描く。乾杯の席で飲み物に毒が仕込まれており、裕福な一族をはじめ、近所の住民や子どもも合わせて17人が死亡。その現場には、「ユージニア」という謎の言葉が含まれた、詩のような手紙が残されていた。ほどなくして一人の男が自殺し、その遺書で犯行を自白していたことから一応決着したかに思われた。しかし、2004年にフリーライターが事件を調べ始め、当時は見落とされていた真実が次第に明らかになってゆく…。

全6話のリミテッドシリーズとなるドラマ版の製作を手掛けるのは、2021年にロサンゼルスに制作会社Upgrade Productionsを立ち上げたジョナサン・キーア(『ルイの9番目の人生』)と、Disney+(ディズニープラス)やNetflixの幹部だったマット・ブロドリー。原作の出版元であるKADOKAWAも携わる。

2020年に原作の英訳版を読んだキーアは、恩田を「日本のスティーヴン・キング」と表現し、舞台となった北陸の「美しく謎めいた」ところに引き込まれたという。「(原作は)日本が舞台で登場人物も全員日本人だけど、掘り下げる過程で国際的な視点も入れられたらと考えている」

日本を舞台にしたハリウッド作品というと、先月エミー賞で史上最多の18冠を達成した『SHOGUN 将軍』が思い浮かぶが、KADOKAWA側と数年前から複数の企画について話し合っているキーアとブロドリーもその再現を目指すようだ。「エミー賞で『SHOGUN 将軍』が見せた活躍には目を見張るものがあった。我々が取り組んでいる『ユージニア』をはじめとした日本のプロジェクトにとっていい前兆だ」とキーアは期待を寄せている。

『SHOGUN 将軍』シーズン1はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety


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Photo:『SHOGUN 将軍』© 2024 Disney and its related entities/© Katie Yu/FX