英テレビ界で最も愛された伝説の女優を描く伝記ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』日本上陸決定!

イギリスで1964年から4,500話以上に渡って放送され、全盛期は約1,500万人の視聴者を誇った伝説の連続テレビドラマ(ソープオペラ)『クロスローズ』のメグ役として、お茶の間で最も愛された女優“ノリー”ことノエル・ゴードンの突然の降板劇を描く伝記ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』が12月1日(金)より、Amazon Prime Videoチャンネル上の動画配信サービス「スターチャンネルEX」にて、独占日本初配信することが決定! また、「BS10スターチャンネル」では1月8日(祝・月)からの独占初放送決定が決定。

『NOLLY ソープオペラの女王』概要

ノリーを演じるのは英国を代表する演技派、ヘレナ・ボナム・カーター。脚本・製作総指揮を務めるのは『IT‘S ASIN 哀しみの天使たち』『ドクター・フー』のラッセル・T・デイヴィス。約18年間主演を務めた人気ドラマを突然解雇されたノリーが、新たな道を見つけていく晩年の姿をユーモラスかつ感動的に描き、ヘレナ・ボナム・カーターの渾身の演技が絶賛されている。

この度解禁された予告映像では冒頭、ヘレナ・ボナム・カーター演じる伝説の女優“ノリー”ことノエル・ゴードンが人気ドラマ『クロスローズ』の撮影をする様子と華々しい活躍が映し出される。しかし事態は一変、ノリーは主演にも関わらず突然降板を告げられ、国中の大騒動に。ショックを受けつつも、友人たちに支えられノリーの不屈の戦いが始まるのだが…。イギリス芸能史に残る降板騒動は何故起こったのか? 女性として世界で初めてカラーテレビに登場し、様々な伝説を生んだ大スター、ノエル・ゴードンの栄光と挫折を描いた伝記ドラマを、ぜひ本編にて。

【STORY】

“ノリー”ことノエル・ゴードンは、連続テレビドラマ『クロスローズ』の主演女優としてイギリスでは知らぬ者はいない大スター。スタッフやキャストと家族のような関係を築き、ひとり暮らしの孤独も年下の共演者トニー・アダムスが紛らせてくれていた。ところがある日、ノリーは何の前触れもなくテレビ局から降板を告げられ、この理不尽な解雇は、英国中を騒がせる大ニュースとなる。60歳を過ぎてからの転落にショックを受けながらも、ノリーは新たな道を歩き始めるのだが…。

作品見どころ

愛が溢れる伝記ドラマ


イギリス国民に愛されたテレビ界のレジェンド、「ソープオペラの女王」の“ノリー”ことノエル・ゴードンの栄光と転落を描く

1960~1980年代に4,500話以上に渡って放送され、全盛期は1,500万人の視聴者を誇ったイギリスのソープオペラ『クロスローズ』。ソープオペラとは連続ドラマシリーズのことで、石鹸会社提供の番組が多かったことが由来となっている。その『クロスローズ』の主役メグ・モーティマーとして人気を集めたのが、伝説の女優“ノリー”ことノエル・ゴードンだ。ノリーは世界で初めてカラーテレビに登場した女性であり、お昼のトーク番組の司会を務め、テレビ局役員に就任した初の女性であり、そして英国首相に初めてインタビューした女性であった。まさに英国テレビ界のパイオニア的な存在で絶大な人気を誇り、全盛期には週10本の番組司会を務めた。しかしノリーはキャリア絶頂期のある日、自身が看板であるはずの『クロスローズ』から突然降板を告げられる。

本作は彼女が絶望の中、新たな道を模索する晩年をユーモラスかつ感動的に描く。 彼女は生涯独身であったが、本作では年下の共演俳優トニー・アダムス(オーガスタス・プリュー)とコメディアンのラリー・グレイソン(マーク・ゲイティス)という2人男性との深い友情が描かれている。また彼女はLGBTQコミュニティと強い絆がありアイコン的な存在でもあった。

脚本・製作総指揮は『ドクター・フー』、『2034 今そこにある未来』、『IT’S ASIN 哀しみの天使たち』など数々のヒット作を生み、高い評価を受けてきたラッセル・T・デイヴィス。『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』の製作チームが再度タッグを組み、ノリーとソープオペラへの愛が溢れる伝記ドラマを作り上げた。

ヘレナ・ボナム・カーターが伝説の女優を熱演


ガーディアン紙、Rotten Tomatoesなど各メディアも絶賛!

主演のノリーを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズ、ドラマ『ザ・クラウン』、『英国王のスピーチ』の名優ヘレナ・ボナム・カーター。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など数々の賞にノミネートされてきたヘレナが英国テレビ界のレジェンド、ノエル・ゴードン役に挑み、世界中のメディアから大絶賛を受けている。

『クロスローズ』の舞台がミッドランド地方のバーミンガムだったことから「ミッドランドの女王」と呼ばれ、赤色の髪、大きなサングラスに毛皮のコート、そして愛車のロールス・ロイスで登場するパワーウーマンのノリーは、まさにヘレナ・ボナム・カーターのハマり役。華やかさの裏に悲しみを隠した演技には心を打たれる。グラマラスなノリーの80’sファッションにも要注目。辛口批評で知られる英ガーディアン紙も「ソープオペラと年上女性、そしてショービズ界への温かく、優しく、ゴージャスなトリビュート。ノリーに恋をした」と絶賛。さらに、Rotten Tomatoesではトマトメーター批評家100%、ユーザー評価88% という驚異的な数字を叩き出している。

劇中劇の面白さ


『クロスローズ』の完璧な再現と傑作ミュージカル『ジプシー』とオーバーラップするノリーの人生

本作では『クロスローズ』の撮影現場が舞台となっており、劇中劇の面白さも見どころだ。当時の視聴者はモーテル「クロスローズ」のセットや名台詞を懐かしみ、若い世代にはレトロな魅力があるだろう。また当時のキャストがカメオ出演していることも話題となった。ドラマ降板後のノリーは原点である演劇界に戻り、スティーヴン・ソンドハイムも携わった傑作ミュージカル『ジプシー』に出演し、ウエスト・エンドを目指すことに。『ジプシー』の主役であるローズは、初演時のエセル・マーマン以後、アンジェラ・ランズベリー、パティ・ルポーン等が演じ、日本でも2023年に大竹しのぶが演じた名キャラクター。そのローズがクライマックスに人生を歌い上げる名曲“Rose’s Turn”を、ヘレナ・ボナム・カーターが情感たっぷりに歌うシーンは必見!ノリーの人生とショービズ界の苦難と愛を描いた『ジプシー』の世界がオーバーラップし物語を盛り上げる。

現代の女性も共感


男性中心のテレビ業界で立ち向かっていくノリーの姿は、現代社会に生きる女性たちにも共感を与える

ドラマは1970~1980年代のイギリスのテレビ黄金時代を振り返り華やかだが、当時のイギリス社会、特にテレビ業界での女性の立場の厳しさを描いている。ノリーは主役にも関わらず、突然クビになる。その理由を問いただしても答えはなく、彼女は激しく憤るのだが、後半明らかになる「降板理由」は、現代社会で生きる働く女性たちにも共感を与えることだろう。

配信・放送情報

    海外ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』(全3話)

    【配信】
    スターチャンネルEX
    《字幕版》12月1日(金)より毎週金曜日配信開始(全3話)

    【放送】
    BS10 スターチャンネル

    《STAR1 字幕版》2024年1月8日(祝・月)より 毎週 月曜23:00 ほか

    ※1月3日(水)12:30より 字幕版 第1話 無料放送

    公式ページ:https://www.star-ch.jp/drama/nolly/sid=1/p=t/

    (海外ドラマNAVI)

    Photo:© ITV Studios Ltd 2022