若かりし頃のリロイ・ジェスロ・ギブスを主人公にした『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』の前日譚スピンオフ『NCIS:Origins(原題)』。その第1話に、本家でギブス役を演じたマーク・ハーモンが登場すると伝えられたが、どうやら一度きりの出演ではないようだ。
『NCIS:Origins』に複数回登場
『NCIS:Origins』の舞台は1991年。妻子を失ったばかりの若きギブスが、新任の特別捜査官としてキャリアをスタートさせ、NISキャンプ・ペンドルトン支局でマイク・フランクス率いる荒っぽい個性的なチームの一員となり、エージェントとして成長していく姿が描かれる。
米TV Lineによると、ナレーター・製作総指揮として参加するマークは第1話だけでなく、「年老いたギブスがNIS初期時代の物語を語るために、時折画面に登場する」という。“時折”ということは、物語やエピソードや適所でマーク扮するギブスが登場することが予想されるが、現時点では、いつ、どのように姿を見せるのかといった情報は明かされていない。
『NCIS: Tony & Ziva(原題)』への出演もありえる
『NCIS:Origins』への出演は、トニー&ジヴァを主人公に描く別のスピンオフ『NCIS: Tony & Ziva(原題)』に、マークが登場する可能性も期待できるということだろうか?
その可能性は十分あるかもしれない。というのも、本家シリーズのシーズン17で、ジヴァが最後に会ったNCISチームのメンバーがギブスだからだ。このエピソードでは、ジヴァがパリで待つ家族の元へ旅立つ際、ギブスがジヴァに別れを告げ、「いつでも君のために力になるよ」と囁いていたからだ。
『Tony & Ziva』では、死んだと思われていたジヴァがトニーと娘タリと再会してパリで一緒に暮らし始めるが、トニーの警備会社が襲撃され、二人はヨーロッパ中を逃げ回ることになる。ジヴァとトニーが危険にさらされていると知れば、ギブスが「いつでも力になる」ために登場するシナリオが考えられそうだ。
いずれにせよ、『NCIS:Origins』でマーク演じるギブスの登場が上手く機能すれば、『Tony & Ziva』のみならず、本家シリーズへの復帰もあり得るかもしれない。
『NCIS: Origins』は、米CBSにて10月14日(月)より放送開始。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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