米CBSの人気ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』で20年近くにわたりマーク・ハーモンが演じ、チームを率いたリロイ・ジェスロ・ギブスには謎が多い。そんなミステリアスな面があるギブスについて知らなかったことを、米Screen Rantがピックアップしているので、そのうち5つを紹介したい。
目次
『NCIS』ギブスについて知らなかったこと
複数の言語を操る
複数の言語を操ることができるギブスは、シーズン1第12話「歩かない脚」で、中国語で彫られた容疑者のタトゥーの意味を理解していた。また、シーズン2第7話「硫黄島の記憶」では、ギブスが第二次世界大戦中に日本で戦った米軍人の死亡事件の捜査に協力し、日本語を少し話せることが判明。シーズン4第4話「消えた銃弾」では、ロシアのテロリストを追跡中だったギブスがロシア語を流暢に話すシーンがあった。
10代の頃はよくトラブルに巻き込まれた
10代だったギブスが父親とスティルウォーターに住んでいた頃、彼と父親のジャクソン・ギブスの関係はギクシャクしていた。その親子関係はシーズン6第4話「ギブスの里帰り」で描かれ、10代でギブスが非行に走っていたことが明らかに。地元の保安官は、大人になったギブスが「同じ法の側」で活躍していることに驚いていた。
5回も婚約していた
シーズン16第20話「見えない目撃者」で、ギブスは建設現場で発見された海兵隊少佐の遺体に関する事件を捜査中、その犠牲者が自分の婚約者だったエレン・ウォレスだと知り、彼女がギブスの5人目の婚約者だったとの説明があった。エレンはアメリカ同時多発テロ事件の前夜に亡くなり、その2ヵ月前に二人が破局したことが示唆されていた。
彼の父親の友人にちなんで命名
“LJ”として知られるリロイ・ジェスロ・ムーアは、スティルウォーター・ジェネラルストアを経営するジャクソン・ギブスのビジネスパートナーだった。二人は炭鉱で働いている時に初めて出会い、シーズン5第10話「人体実験」で、ギブスの名前がLJにちなんでいることが明らかになる。第二次世界大戦で海兵隊員だったLJの影響で、ギブスは海兵隊に入隊した。
お馴じみの仕草は偶然の産物
ギブスのトレードマークの一つは、部下の頭を平手打ちする仕草だろう。番組では、アンソニー・“トニー”・ディノッゾやティモシー・マクギーがギブスの平手打ちの犠牲になっていたが、もともと計画されていた仕草ではなかったのだとか。シーズン1初期エピソードの撮影で、ギブス役のマーク・ハーモンがトニー役のマイケル・ウェザリーの後頭部を平手打ちし、当時のショーランナーがギブスのトレードマークとして取り入れたそうだ。
マーク・ハーモンが演じたギブスの過去は不明な部分が多いが、ギブスの若かりし時代が描かれる『NCIS: Origins(原題)』にて、その謎が徐々に明かされるのではないだろうか。その前日譚ドラマは、米CBSにて10月14日(月)より放送開始。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHulu、シーズン21はDlifeにて放送中。
(海外ドラマNAVI)
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Photo:『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』© 2011 CBS Broadcasting Inc. All Rights Reserved.