大人気ドラマ『フレンズ』のレイチェル役で知られるジェニファー・アニストンが、10月28日に急逝したチャンドラー役のマシュー・ペリーと、死の当日に連絡を取り合っていたと明かした。
マシューは、幸せそうだった
マシューが亡くなってから初となる米Varietyのインタビューで、ジェニファーは、かつてマシューが「こんな風に自分を覚えていてほしい」と言っていた形で、人々の心に記憶されることを願っていると胸内を吐露した。2022年にマシューはポッドキャスト番組に出演した際、「よく生き、よく愛し、探求する人物として思い出してもらえたらいいですね。それから、“彼にとって一番重要なことは、人々を助けること”だと記憶されたいです。それが僕の望みです」と語っていた。
ジェニファーは生前のマシューについて、「彼は幸せだったし健康でした。禁煙もやめたし、体も鍛えていました。それが私の知っている全てです。あの朝、私は彼とメールをやり取りして、マシューは私を笑わせてくれました。彼は苦しんでいなかったし幸せそうでした」と振り返った。その隣では取材に同席していた、『ザ・モーニングショー』の共演者リース・ウィザースプーンがジェニファーの手を握り、涙を拭っていたとのこと。
またジェニファーは、「彼は本当に健康だったし、さらに健康になりつつあって、さらに求めていたんだと人々に知ってほしいです。彼は懸命に働いていたし、本当にタフなことにも対処していました。心から彼のことが恋しいです。みんなが同じ想いでしょう。彼は本当に私たちを笑わせてくれました」とも回顧。さらに、マシューの代名詞となったチャンドラーの独特な言い回しや話し方について、「彼の話し方は全く違う世界を生み出しました。ある意味で私たちは彼のリードに合わせていたし、私たちの喜びに何かを付け足してくれました」とマシューを偲んだ。
『フレンズ』でレイチェルの妹ジル役を演じ、ゲスト出演したリースはジェニファーの言葉に、「みんな、すごく仲が良かったものね」と反応。「あのような友情から生まれたものは本当に素晴らしかったし、あなたたちが何年にもわたって、常にお互いを大切にしてきたことも信じられないほどです。本当に美しくて、私たちが仕事をする基準にもなりました。あの番組に出演できたことを幸運に思っています」と述べた。
マシューの訃報を受け、ジェニファーをはじめモニカ役のコートニー・コックス、ロス役のデヴィッド・シュワイマー、フィービー役のリサ・クドロー、ジョーイ役のマット・ルブランもSNSで追悼の意を投稿していた。
（海外ドラマNAVI）
Photo:『フレンズ』（C)Warner Bros. Entertainment Inc.
