【ネタバレ】19シーズンありがとう!『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』からあの人が卒業

米CBSの大ヒットロングランシリーズ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。本国アメリカではシーズン19が放送中だが、シーズン1からシリーズレギュラーとして登場してきたあの人気キャラクターがついに番組を去ることが分かった。米Hollywood Reporterなど複数のメディアが一斉に報じている。(本記事は日本未放送の『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン18最終話とシーズン19の重大なネタバレがありますのでご注意ください)

現地時間10月11日(月)に放送された第4話「Great Wide Open(原題)」で、降板が明らかになったのはシリーズの顔とも言える人気キャラクターのギブス(マーク・ハーモン)だ。

ショーン・マーレイ演じるマクギーと共に殺し屋を追跡するためアラスカを訪れていたギブスは、家には戻らず、アラスカに残ることを決める。そこに何があるのかと尋ねられると、「わからない。それを見つけた時、きっと確信するんだと思う」と答え、最愛の妻のシャノンと娘のケリーが亡くなってからはじめて"安心感"を得ることができたことを明かす。18年間支えあったマクギーを「願ってもない仲間」だったと告げ、二人は抱き合い別れることに...。

マークの降板はシーズン18の最終話が放送された頃から噂になっていた。このエピソードでは、ギブスが乗る船が爆発するという衝撃のクリフハンガーで終わっていたからだ。それに加え、シーズン19からはゲイリー・コール(『グッド・ワイフ』)が新キャラクターのFBI特別捜査官のオールデン・パーク役として出演することも決定し、主人公が交代するのではないかとも報じられていた。

米TV Lineによると、もともとマークはシーズン18で本シリーズを去る準備が出来ていたそうだが、CBSはそれに反対。シリーズ打ち切りの話も挙がっていた中、シーズン19に数話出演することで同意していたという経緯が明らかになった。

とはいえ、ロングランヒットの作品なだけに、もしマークが復帰したいと思うのであれば、いつでも歓迎する考えであるとショーランナーのスティーヴン・D・バインダーは声明で発表。「本作の製作総指揮、そして親愛なる友人のマークは本シリーズの基礎にとって不可欠な存在であり続けるでしょう。私たちのノーススターは常に本作のキャラクターの精神に忠実であり、その真実は語られるストーリーとキャラクターたちをどこに導くかを示してくれました。彼の未来について、長年のファンはもう気づいていたかもしれませんが、リロイ・ジェスロ・ギブスを外すことは決してないでしょう」

米Deadlineが先月行ったインタビューでは、「マークはずっと作品に欠かせない存在だったし、これからもそうでしょう」と語っていたCBSエンターテインメントの社長ケリー・カール。その言葉通り、またいつの日かギブスが戻ってきてくれることを期待したい。(海外ドラマNAVI)

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『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン17 (c)2019 CBS Broadcasting, Inc. All Rights Reserved.