ドイツ発の『マクストン・ホール ~私たちをつなぐ世界~』はPrime Video史上最も成功した国際オリジナルシリーズ。本作で主演を務めるダミアン・ハルドンは医学の勉強も並行して続けているという。
-

Amazon『マクストン・ホール』シーズン2の配信日が決定!予告編&ファーストルックも到着
Amazon Prime Videoで大ヒットを記録した青春 …
勉強は「没頭できる別世界を与えてくれる」
本作は、モナ・カステンのベストセラー「Save Me」三部作を原作としており、イギリスの寄宿学校を舞台に、身分の違うふたりの学生ルビー(ハリエット・ヘルビヒ=マッテン)とジェームズ(ダミアン・ハルドン)の恋を描く。
シーズン2では、母親の死をきっかけにジェームズがルビーを裏切ったことで、二人の関係は険しい状態でスタートする。特にシーズン序盤のエピソードは非常にハードな撮影だったという。ダミアンはPEOPLEに「正直言って、撮影期間中に気持ちを切り替えるなんて無理だったと思う」と語る。
「本当に切り替えられたのは撮影後だった。それはもう国を離れて、勉強をたくさんしたことで実現したんだ。医学部の2回目の国家試験の勉強をしていて、それが本当に楽しかった」と続ける。
昨年6〜9月に撮影されたシーズン2と医学部の勉強を同時進行でこなすのは、誰が聞いても大変そうに思える。しかしダミアンは、むしろその逆だと語る。シーズン2ではジェームズが悲しみや罪悪感、父親からの厳しい期待といった“暗いテーマ”に向き合っていたためだ。「まあ、正気じゃないと言う人もいるだろうし、正気だと言う人もいるだろう。でも僕にとっては後者で、自分が正気でいるために必要なことだったんだ」と彼は言う。
「長期間あの撮影を続けて、もし撮影が終わった後にそのまま次の作品に入っていたり、逆に何もしない期間に入っていたら、自分がどうなっていたか分からない。どう対処していたかも想像できない。だから僕には、つかまる“別の芯”が必要だったんだ」
勉強は彼に「集中できる対象」を与え、暗いストーリーを撮り終えた後の支えになったという。「没頭できる別の世界に連れていってくれる。医学の世界は特にそれに適している。だから僕にはそれが必要で、ある意味力にもなっている」
ダミアンはシーズン2を「シーズン1よりずっと暗い」と表現しつつ、「でもその分、とても誠実で、大人になった」と語る。「それは重要なことだと思う。前回のジェームズは母親が亡くなった直後だったわけで…彼が悲しみに向き合い、その段階を踏んでいくためには、一定の時間が必要だと思うんだ」
シーズン2の最初の5話はPrime Videoで配信中で、最終話は11月28日(金)に配信される。今シーズンでは、深い悲しみの中でルビーを突き放してしまったジェームズが、再び彼女のもとへ戻る姿が描かれている。
『マクストン・ホール』シーズン1〜2は、Prime Videoで配信中。(海外ドラマNAVI)




