
『アウトランダー』のジェイミー役で知られるサム・ヒューアンが、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)の舞台に初出演し、シェイクスピアの名作『マクベス』で主役を務めることが明らかになった。
『マクベス』に挑む、12年ぶりの舞台復帰
『アウトランダー』シーズン8の撮影を終えたばかりのサムは、12年ぶりとなる舞台出演に挑む。テレビドラマの世界を一時離れ、今度はスコットランドを舞台にした“血と悲劇の物語”へと身を投じる。
「心からワクワクできるような何かを探していたんです」と、サムは米Deadlineのインタビューで語っている。「『アウトランダー』は11年も続いて素晴らしい経験だったけれど、それとは別の刺激が欲しかった」
出演のきっかけとなったのは、RSCで観劇した『エドワード2世』だったという。「客席に座って照明が落ちた瞬間、胃がきゅっとするような高揚感があって、“これこそ求めていたものだ”と確信しました。怖さもあるけど、今こそまたその“怖さ”が必要なんだと思いました」
レディ・マクベス役は、リア・ウィリアムズ(『ザ・クラウン』『ジャッカルの日』)が務める。サムは、役作りのために短く刈り上げたヘアスタイルも披露している。
'Outlander' Star Sam Heughan is set for a murderous reign as the titular Thane who would be king in 'Macbeth' for his Royal Shakespeare Company debut. https://t.co/MfZWmXWOCB
— Deadline (@DEADLINE) June 3, 2025
かつて『Batman Live(原題)』で舞台に立ったサムは、「あれは正直、シェイクスピアとはだいぶ違う」と苦笑するが、彼は正統派の演劇トレーニングを受けた俳優でもある。出身はスコットランド王立音楽演劇アカデミー(現・英国王立スコットランド音楽院)で、キャリアの出発点も舞台だった。
「クラシック演劇を学び、テレビよりずっと前から舞台で仕事をしていました。だから『マクベス』は原点に戻るような作品。10代の頃、エディンバラのライシアム劇場でエキストラとして出演した作品でもあります。今回、主役を演じられるのは夢のようです」
「『マクベス』はシェイクスピア作品の中でも短くて、血みどろで、言葉が鋭く、そしてとても人間的。中心にあるキャラクターが本当に面白いんです」
サムにとって、初のRSC公演での『マクベス』主演は、キャリアの新たな章の幕開けとなりそうだ。
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Photo:『アウトランダー』© 2022 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved.