ロングランヒットを記録している犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』の中でも、高い人気を誇るのがカーステン・ヴァングスネス演じるペネロープ・ガルシア。一度は、FBIの行動分析課・BAUを去った彼女が復帰した理由はなんだったのか？
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一度だけ捜査に協力するはずが…？
ハッキングスキルを活かしてBAUの捜査に協力し、チームに欠かせない存在になったガルシア。2016年に放送されたシーズン15では、ストレスの多い日々から転職を考え、非営利企業で新たな職を手に入れてBAUを去る姿が描かれた。
2020年、TV Insiderの取材に応えたカーステンは、このストーリーをショーランナーのエリカ・メッサーと一緒に考えたとコメント。ガルシアは視聴者の象徴的存在と考えていたため、ペネロペを物語から外しBAUから離れる設定にしたことで、残りのBAUメンバーが仕事を続けながら、視聴者もまた番組に別れを告げることができるという意図があったようだ。
その後、8年ぶりの新シーズンとして発表された『クリミナル・マインド／FBI vs. 異常犯罪：エボリューション』でガルシアもカムバック。少女誘拐事件の解決のため、専門知識が必要になったBAUがガルシアの元を訪ねる。
最初は復帰に消極的だったガルシアだが、アダム・ロドリゲス演じるルーク・アルヴェスの説得もあって復帰を決意。彼女はストレスフリーかつワークライフバランスが整った今の生活を手放したくないと「一度だけ」と約束して捜査に協力するが、最終的にはチームをどれほど恋しく思っていたかを実感し、BAUに戻る決意をするのだった。
BAUに人一倍強い愛をもつガルシア。誰よりも視聴者に近い立場で描かれている彼女だからこそ、これほどまでに愛されるキャラクターになったのかもしれない。
『クリミナル・マインド』シーズン1～16は、Disney+（ディズニープラス）にて配信中。シーズン17は、9月18日（水）より日本初・独占配信がスタート！（海外ドラマNAVI）
