Amazonの人気ドラマ『BOSCH/ボッシュ』の新たなスピンオフ『Ballard(原題)』の配信日が決定! さらに予告編も到着した。米TV Lineが伝えている。
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『BOSCH/ボッシュ』新スピンオフの主役がお目見え!
Amazonで人気の刑事ドラマ『BOSCH/ボッシュ』の新た …
新たな主役はレネイ・バラード刑事
『BOSCH』は、米作家マイケル・コネリーによるベストセラー小説「ハリー・ボッシュ・シリーズ」のドラマ版。2014年から7シーズンにわたって続いた本家で綴られたハリー・ボッシュの物語は、2022年にスタートした『ボッシュ:受け継がれるもの』へと受け継がれ、最終章となるシーズン3フィナーレが2025年4月17日にリリースされた。
『ボッシュ:受け継がれるもの』シーズン3最終話「花の娘たち」のお披露目に先駆けて、新シリーズの主人公レネイ・バラード刑事が主役を務める新作『Ballard』の予告編が解禁に。「花の娘たち」で初登場したレネイ・バラードは強盗殺人課の刑事で、連続殺人事件の新たな犠牲者が出る前に犯人を捕まえようとするハリーと対立していた。
2025年4月にリリースされた約40秒のティーザー予告は、LAPD(ロス市警)がみんなの怒りを買っているという状況からスタート。バラード刑事はその怒りの矛先として、サンドバッグのような袋叩きに遭うことに。苦境に追い込まれた彼女は、コールドケース(未解決事件)を解決することで自分が能力を証明することができれば、事態は元通りになるのかもしれないと考えるが…。バラードが仲間とともに事件を調べていると、「話がある」とハリー・ボッシュがオフィスに現れて…。
それからおよそ2ヵ月後の6月には、およそ2分半の本予告が解禁に。また、配信開始日が7月9日(水)であることも明かされた。
ほかの警官と違って夜に息抜きすることもなく、仕事熱心で優秀な捜査官のバラード刑事。しかし、周囲から煙たがられた彼女は男社会の中で居場所を失い、コールドケースを担当することに。ビルの地下にあるこの部署はLAPDにおいて最も日陰の存在で、ほかの部署であぶれた者と自ら志願した者によって構成されていた。それでもバラードは腐らず、ある未解決事件をチームと一緒に捜査することに。それは2008年に起きた殺人事件で、17年経った今も進展していなかった。「もう過去のこと」と捉えずに捜査に当たるバラードは、やがてその事件がいくつもの殺人事件と繋がっていることに気づく。
捜査を進めるうちに新たな死体も見つかり、ついにはある倉庫の中でいくつもの“小さな棺”が発見される。犯人は何人もの女性をランダムに選んで殺した後、これらの“棺”の中にぬいぐるみといった被害者の思い出をしまっていたのだ…。シリアルキラーの手にかかった被害者は少なくとも14人。当初はこの新たな部署で結果を残して元の地位に戻り咲きたいと考えていたバラードだが、「14人の被害者の家族は答えを求めている」からと真実を明らかにしようとする。そんな中、72時間経ったら事件の担当を殺人課に移すことが決定。タイムリミットが迫る中、真実に近づくにつれてバラードたちの身に危険が及び…。
公式あらすじは以下の通り。「レネイ・バラードは、ロサンゼルス市警に新設された未解決事件を専門とする部署の責任者に就任する。この部署は予算に乏しく、自主的に希望した者たちで構成されている。バラードは思いやりと決意をもって何年も前に起きた未解決事件に取り組んでいたが、調べるうちに大きな陰謀の存在に気づき、チームや自身に危険が迫ったことから退職した仲間のハリー・ボッシュに助けを求める」
『ボッシュ:受け継がれるもの』に続いてバラードに扮するのは、『NIKITA/ニキータ』でタイトルロールを演じ、『サバイバー:宿命の大統領』のハンナ・ウェルズ役でも知られるマギー・Q。予告編の中でお得意のアクションも披露している。ハリー・ボッシュを演じるのは、もちろんタイタス・ウェリヴァーだ。
そのほかには、バラードのお目付け役テッド・ロウルズ役のマイケル・モーズリー(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)、熱心で風変わりなボランティアのコリーン役のレベッカ・フィールド(『クライアント・リスト』)、法律に詳しいインターンのマルティナ役のヴィクトリア・モロレス(『ティーン・ウルフ』)、バラードの元相棒で彼女に手を貸すトーマス・ラフォン役のジョン・キャロル・リンチ(『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』)、バラードのかつての教え子で用心深い元警官サミラ・パーカー役のコートニー・テイラー(『アボット エレメンタリー』)、バラードの元気な祖母テュテュ役のエイミー・ヒル(『私立探偵マグナム』)などが出演する。
全10話となる本作のうち最初の2話でメガホンを取るのは、バラード初登場の「花の娘たち」の監督も務めたジェット・ウィルキンソン(『ウェントワース女子刑務所』)。製作総指揮には、原作者のコネリー、ウィルキンソンのほか、トリッシュ・ホフマン(『モダン・ラブ』)、マイケル・アライモ(『クローザー』)、ケンドール・シャーウッド(『Major Crimes ~重大犯罪課』)、ヘンリク・バスティン(『BOSCH/ボッシュ』『ボッシュ:受け継がれるもの』)などが名を連ねる。
2023年11月に制作が正式に決まった『Ballard』全10話はAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて7月9日(水)に一挙配信。『BOSCH/ボッシュ』全7シーズン、『ボッシュ:受け継がれるもの』全3シーズンはAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。(海外ドラマNAVI)
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