『BOSCH/ボッシュ』企画が進行中のスピンオフ2本中、1本が頓挫
©Hopper Stone

米Amazonのオリジナル・ドラマシリーズで最長寿を誇る『BOSCH/ボッシュ』。今年2月に制作が発表されていた新スピンオフシリーズ2本のうち1作品が白紙になることがわかった。米TV Lineが報じている。

 

ジェリー・エドガー主人公のスピンオフは白紙に

本家シリーズでハリー・ボッシュのパートナーだったジェリー・エドガー刑事を主人公にしたタイトル未定のシリーズ。オリジナル版で7シーズンの間、エドガーを演じたジェイミー・ヘクターが続投する予定だったが、Prime Videoは本スピンオフの製作を断念。その理由は明らかにされていない。

なお、『ボッシュ: 受け継がれるもの』シーズン3フィナーレに登場する予定のレネー・バラード刑事を中心に描くもう一つのスピンオフはシリーズ化が決定済み。マギー・Q(『NIKITA/ニキータ』)が主人公のレネーを演じ、ジョン・キャロル・リンチ(『ボディ・オブ・プルーフ』)、ヴィクトリア・モロレス(『ティーン・ウルフ』)、コートニー・テイラー(『アボット エレメンタリー』)、マイケル・モーズリー(『クリミナル・マインド』)、レベッカ・フィールド(『クライアント・リスト』)、エイミー・ヒル(『私立探偵マグナム』)らが脇を固める。

新スピンオフのレネーは、ロサンゼルス市警に新設された未解決事件を専門とする部署の責任者。この部署は予算がなく、自主的に希望した者たちで構成されている。事件の被害者に対する思いやりと強い決意をもって事件に取り組むレネーはある時、大きな陰謀の存在に気づき、部署や自身に危険が迫ったことから仲間のハリー・ボッシュに助けを求める。

最終章となる『ボッシュ: 受け継がれるもの』シーズン3は2025年にAmazon Prime Videoで配信予定。

オリジナル版『BOSCH/ボッシュ』全シーズンと、『ボッシュ: 受け継がれるもの』シーズン1~2はPrime Videoで独占配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:©Hopper Stone