『BOSCH/ボッシュ』スピンオフ第2弾が正式に製作決定!

Amazon Prime Videoで最長寿を誇る人気刑事ドラマ『BOSCH/ボッシュ』のスピンオフ第2弾が、正式に決定したことが発表された。

正式にゴーサイン

『BOSCH』は、米作家マイケル・コネリーによるベストセラー小説「ハリー・ボッシュ・シリーズ」のドラマ版。本家シリーズに加え、スピンオフ第1弾となる『ボッシュ:受け継がれるもの』はすでにシーズン3へ更新されている。

今年2月には、本家シリーズでハリー・ボッシュのパートナーだったジェリー・エドガー刑事を主人公にしたタイトル未定のシリーズと、ドラマ版には登場していないキャラクター、レネー・バラード刑事を中心に描くタイトル未定のシリーズがスピンオフ企画として浮上していた。

TV Insiderによると、レネー・バラード刑事を主人公に据えたシリーズが、スピンオフ第2弾として正式にゴーサインが出たという。この新作ドラマは、市内で最大の事件数を抱える、新たに設立された未解決事件課を率いるバラード刑事の活躍が描かれ、彼女は全員ボランティアで構成された事件課のメンバーとともに、決意を持って迷宮入りした事件に取り組む。捜査の過程で大きな陰謀を発見したバラードは、引退した盟友ハリー・ボッシュの助けを借り、部署と自身の人生を脅かす危機を切り抜けようとする。この概要から、ボッシュ役のタイタス・ウェリヴァーの出演が明らかになったが、現時点ではレネー・バラード刑事を演じるキャストは不明だ。

ショーランナーを務めるのは、『Major Crimes ~重大犯罪課』で脚本を手がけたマイケル・アライモ&ケンドール・シャーウッドのコンビ。 本家シリーズのヘンリック・バスティン、メリッサ・アワット(『ベオウルフ』)、ジャスミン・ラス(『ボッシュ:受け継がれるもの』)らが製作総指揮に名を連ねる。

原作者で製作総指揮も担うマイケル・コネリーは声明にて、「10年来のストリーミング・パートナーであるPrime Videoのスクリーンに、レネー・バラードを登場させられることにワクワクしています。 この番組には、『ボッシュ:受け継がれるもの』 と同じ本格さと推進力があり、きっと小説のファンは気に入ると思います」と述べた。

なお、もう1本の企画として伝えられていた、ジェリー・エドガー刑事を主人公にしたスピンオフの進捗状況は明らかになっていない。レネー・バラード刑事を主人公にしたスピンオフシリーズの配役ニュースとともに、新情報を待ちたい。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『BOSCH/ボッシュ』©Amazon Studios