色んな意味で強烈！海外ドラマに登場するワーストカップル5組

バレンタインデーには綺麗な花束とチョコレートを男性が女性にプレゼント…海外ドラマに登場するカップルはそんなロマンチックな関係性ばかり…とは言い切れない。実はそんな関係とは程遠いカップルも数多く存在しているのだ。長きにわたりウットリするような恋模様が描かれてきたのと同時に、海外ドラマはダメダメな恋模様もまた数多く映し出している。米TV Lineが、そんな海外ドラマに登場するワーストカップルの特集を組んでいる。今回は、その中から印象深い5組を紹介しよう。

『シカゴ』シリーズの「映画並み」クロスオーバーで3組のカップルに危機！？

5年ぶりの大型クロスオーバーが間もなく放送予定の『シカゴ』シリーズ。この度、ショーランナーがその内容について触れ、3組のカップルに危機が訪れることを匂わせた。米TV Lineが伝えている。 作品の切れ目を感じない3時間の長編 ヒットメイカーのディック・ウルフが贈る『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D...

いろんな意味でワーストな海外ドラマカップル5組

シーリー・ブース＆ハンナ・バーリー（『BONES -骨は語る-』）

海外ドラマ界隈におけるベストカップルの一つである『BONES -骨は語る-』シーリー・ブース＆テンペランス・ブレナン。

そんな彼らの冷却期間とでも言うべき時期に、ブースはある女性と恋に落ちた。シーズン6で美しいジャーナリストの女性ハンナ・バーリー（キャサリン・ウィニック『ビッグ・スカイ』）と結ばれ、ブースはプロポーズもしたが、あっさり破局。その関係性自体が意味を成していたのかは甚だ疑問である。

『BONES -骨は語る-』はDisney+（ディズニープラス）で配信中。

ジェイミー・ラニスター＆サーセイ・バラシオン（『ゲーム・オブ・スローンズ』）

『ゲーム・オブ・スローンズ』のワーストカップルと言えば、間違いなく、ジェイミー・ラニスター（ニコライ・コスター＝ワルドー『彼が残した最後の言葉』）＆サーセイ・バラシオン（レナ・ヘディ『ターミネーター：サラ・コナー クロニクルズ』）であろう。

彼らは兄妹という事実を乗り越えた禁断の関係を築き上げた。彼らの生涯にわたる歪んだ愛が生み出したのは、痛みと破壊と殺人未遂以外の何ものもなかった。

『ゲーム・オブ・スローンズ』はU-NEXTで配信中。

レイチェル・ベリー＆サム・エヴァンス（『Glee／グリー』）

劇中で様々なカップルが誕生した『Glee／グリー』であるが、その中でもとりわけ不可思議な関係性だったのが、レイチェル（リア・ミシェル『スクリーム・クイーンズ』）＆サム（コード・オーヴァーストリート『ドクター・オデッセイ』）であろう。

ファイナル・シーズンの少しの期間、恋人関係に発展したが、サムもレイチェルもお互いに他の想い人がいることを匂わせるような描写が印象深かった。

『Glee／グリー』はDisney+（ディズニープラス）で配信中。

ニッキー・フェルナンデス＆パウロ（『LOST』）

主要キャラクター以外にもストーリーを与えるというのは視聴者の期待に応える素晴らしいアイデアではあるが、こと『LOST』 のニッキー（キーリー・サンチェス『ザ・グレイズ　～フロリダ殺人事件簿』）＆パウロ（ロドリゴ・サントロ『ウエストワールド』）に関しては、突然の登場から、あまりにも悲劇的なフェードアウトまで、化学反応を全く生み出すことのないカップルであった。ファンから不評を買ったのも納得である。

『LOST』はNetflix、Hulu、Disney+（ディズニープラス）で配信中。

ゲイブリエル・ストークス＆ロジータ・エスピノーザ（『ウォーキング・デッド』）

恋人が行方不明になったり、命を落としてしまったりと様々な悲恋が描かれた『ウォーキング・デッド』の中で、視聴者に不快感を与えたカップルと言えば、ゲイブリエル（セス・ギリアム『THE WIRE／ザ・ワイヤー』）＆ロジータ（クリスチャン・セラトス『セレナ：テハーノの女王』）。

彼らはゲイブリエルと恋人のジェイディスとの関係性を深めるために、そしてロジータに元恋人セディクとの一時的な関係を回避させるためという理由からカップルに祭り上げられたような印象さえ与えた。

『ウォーキング・デッド』Disney+（ディズニープラス）で配信中。

いかがだっただろうか？海外ドラマにはベストカップルもいれば、ワーストカップルも意外に多いのだ。彼らの報われなかった恋に想いを馳せるのもまた一興かもしれない。（海外ドラマNAVI）