人気犯罪捜査ドラマ『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン21終盤で破局してっしまった“あのカップル”は、復縁するべきなのだろうか？ ファンが応援していた二人の恋愛の軌跡を振り返りつつ、演じるキャストの意見も紹介したい。
（この記事はネタバレを含みます。）
結ばれる運命なら、元に戻るでしょう
シーズン21終盤でジェシカ・ナイト捜査官は、カリフォルニアでの新しい仕事のオファーを受け入れてNCISチームから外れることになり、彼女と交際していたジミー・パーマー検察医は、遠距離で関係を続けることを選ばずに別れを決意した。
シーズン22第4話「Sticks & Stones（原題）」で再会を果たした二人は、気まずいながらも二人の関係について話し合う展開に。ジミーは、ジェシカには一緒に世界を飛び回れるような人が相応しいと伝え、一方のジェシカもジミーには安定を与えてくれる人が必要だと告げ、お互いに対する想いを抱きつつも、別れは正しかったとの結論に落ち着いた。
その筋書きから判断すると、しばらく二人の復縁はないと考えられるが、ジミー役を演じるブライアン・ディーツェンは、その可能性は残っていると考えているようだ。米TV Insiderのインタビューでブライアンは、「二人の間で決定が下されたけど、そこでドアが閉ざされたり、完全に別れを決定づけたりするようなことは言われていないと思います」と答え、その理由についてこう続けている。
「スティーヴン（・D・バインダー）は本当に優れた脚本家で、物語の紡ぎ方も非常に巧みです。これから何が起こるのか、または起こらないことについても、いくつか扉を開けておいて、そこからどのように発展していくか様子を見るでしょう。そして二人が素晴らしい共演シーンをたくさん生み出し、仕事で毎日顔を合わせながら、これから彼らの関係がどう育っていくかを描くのです。どんな関係に発展していくのでしょうか？ それは、“愛しているなら手放しなさい”という格言に行き着くんじゃないかな。二人が結ばれる運命なら、元に戻るでしょう。だから、二人はその格言を実際に試していると思います」
これまでに『NCIS』では、カップルになったキャラクターはどちらかが番組を去って恋愛関係が終わっていたが、ジミーとジェシカは破局後も同僚として顔を合わせ続ける。よって、バインダーの巧妙な脚本をもってすれば、友人関係に戻った二人が、いつか復縁する可能性はゼロではないかもしれない。
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