【ネタバレ】ドラマ『パラダイス』配信開始まで内容を徹底して伏せていた理由
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『THIS IS US/ディス・イズ・アス』のクリエイターであり、2011年の映画『ラブ・アゲイン』の脚本を手掛けたダン・フォーゲルマンが、新たに送り出した話題のクライムサスペンス『パラダイス』。第一話から予想を覆す展開が続き、視聴者の度肝を抜く本作だが、そのストーリーを配信前まで徹底して伏せていた理由について、フォーゲルマン本人が明かした。

※以下、『パラダイス』の重大なネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

謎に包まれていた『パラダイス』

『THIS IS US』のクリエイターによる新作、しかも主演は同作でエミー賞を受賞したスターリング・K・ブラウン(ランダル役)とあって、製作発表時から大きな注目を集めていた『パラダイス』。しかし、事前に明かされたのは出演キャストと「大統領暗殺の容疑者となった機密捜査官が巨大な陰謀に立ち向かう」という大まかな設定のみ。その詳細は、一切ベールに包まれていた。

この徹底した秘密主義について、フォーゲルマンは次のように語る。

「このドラマには二つの謎があるんです。一つは、この世界で何が起きているのか、そして何が起こったのかという巨大な陰謀の真相。そしてもう一つは、誰が大統領を殺害したのかという事件の核心です」

『THIS IS US』でも、第一話のラストで視聴者が見ていた出来事が異なる時間軸にまたがっていたことが判明し、一気に物語に引き込まれたが、『パラダイス』も同様の手法を採用している。視聴者は、大統領暗殺事件を巡るサスペンスだと思いきや、実は舞台となっているのはコロラドの山中に選ばれた者のみが暮らす巨大な洞窟。そして、地球上のほとんどの人々が大災害(これもまだ確定ではないが)によって命を落としていたという衝撃的な事実が明かされる。

ドラマの驚きが奪われる時代に

フォーゲルマンは、『THIS IS US』の放送当時と現在の視聴環境の違いにも触れ、インターネットやネタバレ文化の台頭によって、ドラマの驚きが奪われる時代になったと指摘する。

「ひねりのある展開があるならば、それを守り抜きたい。視聴者には、新鮮な体験をしてもらいたいんです。ドラマについて優れた記事が書かれたとしても、目にするだけでネタバレになってしまうような状況は避けたい。今では“目を閉じてネタバレを見ないようにするしかない”のが現実です」

「映画『シックス・センス』が公開された頃は、一か月経ってもネタバレを知らずにいられました。でも、今ではそれが不可能です。意図的に情報を遮断しない限り、どこからでも核心部分が漏れてしまう。『パラダイス』では、第一話の最後に視聴者の認識を覆すような展開を用意していました。だからこそ、できる限り多くの人に、初期の視聴者と同じ驚きを味わってほしかったのです」

フォーゲルマンの語るように、サスペンスと予想外の展開が織りなす『パラダイス』は、視聴者にとって一瞬たりとも気が抜けない作品となっている。その秘密が明かされた今、改めて本作がどのように観客を引き込んでいくのか、その手腕に注目したい。

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