米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で1月7日に発生した大規模な山火事の影響で、約10,000棟の建物が焼失し、約18万人に避難命令が出されるなど被害が拡大中。『THIS IS US/ディス・イズ・アス』のジャック・ピアソン役で知られるマイロ・ヴィンティミリアもその火災によって家を失った被害者の一人で、その胸の内を吐露した。
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米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で大規模な火災が発生し、1 …
自宅が焼き崩れる様子を防犯カメラで見た…
火災発生当日の1月7日に家族と共に避難したというマイロ・ヴィンティミリア。彼は元々自宅があった場所を訪れ被害状況を確認すると、声を詰まらせながら「家のさまざまな部分で過ごした思い出や出来事について考え始め、そしてご近所さんの家や周りのものを見て、胸が張り裂けそうになります」とCBSイブニングニュースに語った。
Actor Milo Ventimiglia tells CBS News’ @TonyDokoupil he helplessly watched his home burn to the ground through security cameras. The 47-year-old father-to-be returned to his property to see what was left. pic.twitter.com/jidcR5ZAsY
— CBS Evening News (@CBSEveningNews) January 10, 2025
彼と妻のジャラ・マリアーノは、火災が自宅を焼き尽くす様子を防犯カメラで見たという。
「“ああ、これは現実で、こんなことが本当に起こっているんだ”と最初はある種の衝撃を受ける瞬間がありました。そしてある時点で、私たちはその映像を消しました。“見続けることに何の意味があるのだろう?”と思い、被害を受け入れたんです」
また、彼らは初めての赤ちゃんを迎える準備をしていたが、ベビーベッドも火災で失われたもののひとつであることを明かした。「赤ちゃんのベッドはすべてが組み立てられていて、準備ができていました」
そして「私たちには良い友人がいて、一緒に働いている人にも恵まれている。僕たちはなんとかなるでしょう。妻と赤ん坊と犬が一番大事です」と続けた。
さらに、『THIS IS US』では彼が演じたキャラクターであるジャック・ピアソンが家族を家の火事から救うというシーンが描かれていた偶然にも言及。「人生は芸術を模倣するんです」。
山火事が起きたエリアはハリウッドの高級住宅地として知られ、マイロのほかにも、パリス・ヒルトン、アダム・ブロディ、レイトン・ミースター、ビリー・クリスタルといったハリウッドスターたちが家を失ったことが明らかになっている。さらに『THIS IS US』でジャック・ピアソンの妻レベッカ・ピアソン役を演じたマンディ・ムーアもまた、火災の中で避難を余儀なくされた。
(海外ドラマNAVI)