米Huluで企画されている青春ホラードラマ『バフィー~恋する十字架~』リブート版が、本格的に動き出したようだ。オリジナルシリーズで主役を務めたサラ・ミシェル・ゲラーが自身のSNSを更新し、新シリーズのキャストたちとの脚本の読み合わせに参加している様子を報告した。米Deadlineが伝えている。
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『バフィー』キャストの子どもたち、リブート版のオーディションを受けていた!
1997年から本国アメリカで7シーズンにわたり放送された青春 …
読み合わせ現場の写真に写っていたのは…
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サラが7月22日(火)に投稿した写真に写っていたのは、彼女自身のネームカードと、バフィーのアクションフィギュア。さらにパイロット版の脚本も写り込んでいたが、そのタイトルは黒く塗りつぶされていた。
1997年から2003年まで本家シリーズを牽引したサラは、このリブート版でバフィー・サマーズを再び演じるだけでなく製作総指揮にも名を連ねる。第1話の監督は、『バフィー』ファンを公言しているオスカー受賞者クロエ・ジャオ(『ノマドランド』)。脚本はノラ&リラ・ザッカーマン(『ポーカー・フェイス』)が執筆する。
今年5月には、サラ演じるバフィーとともに物語を牽引する新たなスレイヤー役として15歳のライアン・キーラ・アームストロング(『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』『炎の少女チャーリー』)が決定した。ライアン演じるキャラクターの名前は今のところ明かされていないが、キャスティング資料によると「内向的な高校生」とのこと。
主演・製作総指揮のサラが語る、リブート版のビジョン
ちなみにサラは少し前に受けたインタビューの中で、自分をリブート版へ復帰させたのはジャオ監督の功績だと明かしている。
「私は長年の間、シリーズへ復帰する可能性にノーと言い続けてきました。すでに見たものを繰り返したくはなかったから。ふさわしい時が来るのをずっと待っていたんです。そこに、熱心な『バフィー』ファンであるクロエがこの企画を持ってきてくれたので、引き受けることにしました。企画が形になるまでには時間がかかりました。もう3年になりますが、まだ作業は続いています」
さらに「リブート版は、オリジナル版の最後の数シーズンよりも明るいトーンになると思います。昔からのキャラクターと、これから登場する新しいキャラクター、両方のバランスをどう取るか模索しているところです。できることなら、過去に死んでしまったキャラクターを全員呼び戻したいところですが、それと同時に、新しい物語のための余地もきちんと作らなければならないと思っています」とも語った。
また、オリジナル版の放送当時に「今の俳優たちのように、SNSからのプレッシャーを感じることがなかったことは、とても幸運なことでした」と振り返ったサラは、リブート版には現代的なテーマを盛り込むことが不可欠だと考えているようだ。
「『バフィー』が革新的だったのは、ジャンルの垣根を超え、様々な要素を取り入れたシリーズだった点です。だからこそリブート版では、いかに現代にアップデートするかを考えなければなりません。特に、SNSが当たり前になった世界で疎外感を感じることが、何を意味するのか。私たちは、現代社会ならではの境界線について描きたいんです」
『バフィー~恋する十字架~』は『吸血キラー/聖少女バフィー』というタイトルで全7シーズンがDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
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— Deadline (@DEADLINE) July 22, 2025
参考元:米Deadline① 、Deadline②