いよいよ8月6日(水)よりシーズン2パート1の独占配信が開始するNetflixシリーズ『ウェンズデー』。ダークで個性的なキャラクターや、バートンが描く異色で奇妙でユーモア溢れる世界観と巧みなストーリーでシーズン1は日本でも大ブームとなったが、世界中で愛される理由はどこにあるのだろうか?
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Netflix『ウェンズデー』シーズン2、新キャラ&驚き満載で期待に応える自信作に
鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務めるNetflix …
ジェナ・オルテガが語る人気の理由
<Netflixで歴代最も視聴された英語シリーズ>に君臨する『ウェンズデー』は、ちょっと不気味で風変わりな一家「アダムス・ファミリー」の長女ウェンズデー・アダムスを主人公にしたダークファンタジー&ミステリー。ダークさやミステリー要素が含まれながらも「親子で一緒に見ている」という声も数多く挙がるほど、幅広い年齢層のファンを獲得している。
主演を務めるジェナ・オルテガは、本作が国や年代を超えて熱い支持を受ける理由の一つにウェンズデーのキャラクター性を挙げ、「彼女はとても正直で真実を語るキャラクターです。私たちは毎日自分の頭の中の考えと向き合って生きているので、ウェンズデーのような孤独だけれど自分に誠実なキャラクターには自然と共感してしまうのだと思います」と解説した。
シーズン2では、ウェンズデーがのけ者たちが集うネヴァーモア学園に再び戻ってくる。しかし、そこには新たな敵やトラブルが彼女を待ち受けており、家族、友人、そしてかつての因縁と向き合いながら、予測不能で奇妙な事件に再び巻き込まれていく。シーズン1では、弟をいじめた生徒に過度な報復をしたことがきっかけで学校を退学処分となり、ネヴァーモア学園に転校したウェンズデー。しかし無口で冷酷な彼女は、“のけ者”たちが在籍する学園でも、突飛な言動や目的のためなら平気で人の気持ちを踏みにじる非情さによって孤立してしまう。
そんな一見敬遠されがちなキャラクターでありながらも、世界中のファンから愛される理由をジェナ・オルテガは、「彼女はとても正直で真実を語るキャラクターであり、孤独な存在です。私たちは結局のところ、毎日自分の頭の中にある考えと向き合いながら生きています。つまり、本当の意味では“自分自身”としか一緒にいないんです。だからこそウェンズデーのような孤独だけれど、自分に対して誠実なキャラクターには自然と共感してしまうのだと思います」と分析する。
そして、脚本家のアルフレッド・ガフとマイルズ・ミラーもそれぞれ、「誰もがウェンズデーのように自分は“のけ者”だと感じた経験がある。彼女は自分の意見をはっきりと言い、堂々としていて賢く、そしてアナログな存在なんです。ハイテクな現代において、それは一種の具現化でもあると思います」、「この作品とウェンズデーというキャラクターに対して驚いたのは、そのグローバルな普遍性です。『自分には居場所がない』『周囲に馴染めない』という感覚は、世代を問わず世界共通なんですね。だからみんながウェンズデーに自分を重ねるんだと思います」と語り、本作が世界中で社会現象を巻き起こすほどの熱狂ぶりを見せる背景には、誰もが共感できるウェンズデーのキャラクター性が大きく影響していることを明かした。
ルームメイトのイーニッド(エマ・マイヤーズ)や母モーティシア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)との交流を通じて人間関係を学び始めたウェンズデーの内面が、今後どのように変化していくのか、その成長にも関心が高まる。
Netflix配信情報
『ウェンズデー』シーズン2パート1:8月6日(水)、パート2:9月3日(水)より世界独占配信。(海外ドラマNAVI)