【配信】海外ドラマランキング|『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』スターの新作が初登場1位!リンジー・ローハン主演作も好スタート

全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ(※放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングを紹介しよう。

配信ランキング(ニールセン調べ)

2024年11月25日(月)から12月1日(日)までの順位は以下の通り。

ドラマ(オリジナル)

  1. 『マッドネス』(Netflix/計8話)...12億8800万分
  2. 『コールドケース:ジョンベネ・ラムジーちゃんを殺したのは誰だ』(Netflix/計3話)...11億5100万分
  3. 『グランパは新米スパイ』(Netflix/計8話)...9億3300万分
  4. 『アレックス・クロス ~狙われた刑事~』(Amazon Prime Video/計8話)...8億100万分
  5. 『ランドマン』(Paramount+/計4話)...6億7700万分
  6. 『特殊作戦部隊:ライオネス』(Paramount+/計15話)...6億5400万分
  7. 『コブラ会』(Netflix/計60話)...5億5900万分
  8. 『ブリティッシュ・ベイクオフ』(Netflix/計105話)...5億2200万分
  9. 『皇妃エリザベート』(Netflix/計12話)...5億1000万分
  10. 『リンカーン弁護士』(Netflix/計30話)...4億9500万分

ドラマ(非オリジナル)

  1. 『ブルーイ』(Disney+/計154話)...10億8300万分
  2. 『ボブズ・バーガーズ』(Hulu/計278話)...9億4400万分
  3. 『グレイズ・アナトミー』(Hulu/Netflix/計439話)...9億1800万分
  4. 『ファミリー・ガイ』(Hulu/計435話)...7億9500万分
  5. 『LOST』(Hulu/Netflix/計121話)...7億3100万分
  6. 『アメリカン・ダッド』(Hulu/計369話)...6億3600万分
  7. 『スポンジ・ボブ』(Paramount+/計292話)...6億1300万分
  8. 『ゴシップガール』(Hulu/Max/Netflix/計122話)...5億8300万分
  9. 『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』(Hulu/Netflix/Paramount+/計474話)...5億7500万分
  10. 『イエローストーン』(Peacock/計47話)...5億6400万分

映画

  1. 『リトル・シークレット・イン・クリスマス』(Netflix)...10億4400万分
  2. 『エルフ ~サンタの国からやってきた~』(Hulu/Max)...7億3500万分
  3. 『モアナと伝説の海』(Disney+)...6億9500万分
  4. 『エリアンと魔法の絆』(Netflix)...6億6400万分
  5. 『グリンチ』(Peacock)...6億2400万分
  6. 『ホーム・アローン』(Disney+)...5億5300万分
  7. 『シークレット・サンタ』(Peacock)...5億4700万分
  8. 『デッドプール&ウルヴァリン』(Disney+)...4億8400万分
  9. 『ツイスターズ』(Peacock)...4億100万分
  10. 『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』(Hulu/Max)...3億8400万分

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

初登場で総合部門のトップに立ったのは、Netflixのサスペンスドラマ『マッドネス』。殺人事件の濡れ衣を着せられそうになった主人公が、逃避行の中で疎遠になっていた家族とのつながりを再び築き、思いがけない味方を得ながら、何が真実かわからない時代の欺瞞に満ちた偽情報に戦いを挑んでいく…というストーリー。主演は、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』のヴィクター・ストランド役で知られるコールマン・ドミンゴ。11月28日(木)にリリースされると、わずか4日間にもかかわらず視聴時間12億8800万分をマークした。

同2位も、11月25日に配信となったばかりの実録犯罪ドキュメンタリー『コールドケース:ジョンベネ・ラムジーちゃんを殺したのは誰だ』。1996年12月26日に6歳の美少女を襲った悲劇、30年近く経った今も未解決の殺人事件を、警察やメディアの誤った対応から検証する。監督を務めるのはドキュメンタリーの名手で、ザック・エフロンが30人以上の女性を殺害したシリアルキラーに扮した映画『テッド・バンディ』も担当したジョー・バーリンジャー。全3話と話数が少ないにもかかわらず視聴時間を11億5100万分に伸ばしており、多くの人が見たものと思われる。そんなジョンベネ事件は、現在Paramount+で豪華キャストによるドラマ化も進められている

前週、2週続けてトップに立っていた『アレックス・クロス ~狙われた刑事~』は、3週目にして視聴時間が大きく減り(13億6400万分→12億200万分→8億100万分)総合部門8位までダウン。オリジナルドラマ部門でも前述の2作品に続いて『グランパは新米スパイ』にも抜かれ、4位に下がった。ヒットメイカーのテイラー・シェリダンが手掛ける『ランドマン』と『特殊作戦部隊:ライオネス』は5位・6位と中位を占めている。また、11月22日(金)にシーズン2が追加されたドイツ発の歴史ドラマ『皇妃エリザベート』が9位につけた。

非オリジナルドラマ部門は、前週7位だった『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』の代わりに『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』が9位に入ったものの、残る9作品は多少の順位変動はありつつも同じ顔ぶれに。『イエローストーン』は10位をキープと、オリジナル部門に続いてシェリダン作品が健闘している。

12月に突入したこのタイミング、映画部門では10本中6本がクリスマス作品に。1位に入った新作『リトル・シークレット・イン・クリスマス』はリンジー・ローハン主演作だ。クリスマスを恋人の実家で過ごすことになったオーブリーは、そこでまさかの元カレ、ローガンと再会! 自分の恋人とローガンの恋人はきょうだいだったのだ。10年前に気まずい別れ方をしたオーブリーとローガンは、自分たちの過去を隠してこの休暇を乗り越えようとするが…。

旧作も3本新たにランクイン。ウィル・フェレル主演の2003年の大ヒットコメディ『エルフ ~サンタの国からやってきた~』が2位に、1996年の『シークレット・サンタ』が7位に、チェヴィー・チェイスが主演した1989年の『ナショナル・ランプーン/クリスマス・バケーション』が10位に入った。さらに『グリンチ』『ホーム・アローン』が引き続きトップ10圏内を維持している。

そのほかの新作は22日にリリースされたアニメ『エリアンと魔法の絆』。『シュレック』『シャーク・テイル』のヴィッキー・ジェンソン監督、ディズニー作品の音楽を数多く手掛ける作曲家アラン・メンケンがスタッフに名を連ねる同作は、ある少女の冒険の物語。ランブリア王国の君主の娘で意志の強い少女エリアンは、謎の呪文で両親をモンスターに変えられてしまったことから、冒険の旅に出る。エリアンの声を担当するのは『ウエスト・サイド・ストーリー』『白雪姫』のレイチェル・ゼグラー。ニコール・キッドマン、ハビエル・バルデム、ネイサン・レイン、ジョン・リスゴーなども参加する。

前週1位・2位だった『デッドプール&ウルヴァリン』と『ツイスターズ』は、視聴時間はさほど減っていないがほかの作品が多く見られたことから順位を8位・9位に下げている。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:Netflixシリーズ『マッドネス』独占配信中