英人気SFドラマ『ドクター・フー』は長い歴史を持つシリーズである一方、提示された謎が必ずしもすべて解決されるとは限らない作品だ。そこで米Screen Rantが、答えが明かされていない3つの謎を取り上げているので紹介しよう。
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『ドクター・フー』答えが明かされていない謎
番組では、第6代ドクター時代に登場したヴァレヤードの正体や、第4代ドクターの再生時に現れた「ウォッチャー」の存在も、いまだに明確な説明はなされていない。近年のシリーズでも同様に未解決の謎は多く、2026年のクリスマススペシャルやシーズン16の製作は予定されているものの、シリーズの将来的な展開は不透明な状況だ。そのため、いくつかのストーリーラインが未回収のまま終わる可能性も指摘されており、特に注目されている3つの謎を整理する。
・スーザンが助けを求めた理由
シーズン15では、初代コンパニオンでありドクターの孫でもあるスーザン・フォアマンが久々に登場した。キャロル・アン・フォードが演じるスーザンは、第6話「惑星対抗歌合戦」と「願望の世界」でカメオ出演し、ターディス内部や別の現実世界の映像を通して、ドクターに「自分を見つけてほしい」と訴えている。しかし彼女がどこに囚われているのか、なぜ助けを求めているのかは明確にされていない。さらに、撮影済みながら未公開となったシーンも存在するとされ、物語が途中で変更された可能性が示唆されている。今後のシリーズで回収される可能性はあるものの、俳優の年齢の製作事情を考えると、この伏線が曖昧なまま扱われる可能性も考えられる。
・ドクターの真の出自
シーズン10第12話「時を超えた子供たち」の設定は、シリーズの根幹を揺るがす大きな転換となった。この設定により、ドクターはガリフレイ出身ではなく、別宇宙から来た存在であることが示された。しかし、その種族や故郷の詳細は明らかにされていない。第13代ドクターのジョディ・ウィテカーにとって最終章となるシーズンでも核心は描かれず、その後の物語でも深く掘り下げられていない。また、悪役トイメーカーの発言により、タイムレス・チャイルドの歴史そのものが複数ある可能性も示唆され、設定の確定がさらに難しくなっている。この謎は作品世界を大きく広げる一方、答えを示せばファンの解釈を損なう恐れもあり、シリーズ最大級の未解決問題となっている。
・トイメーカーの歯を回収した人物
ドクターと同じくタイムロードに反旗を翻した人物、マスターが最後に姿を見せたのは、トイメーカーの金歯の中に歯の形で封じ込められた時だった。しかし、その後に赤く爪を塗った謎の人物がその歯を回収する場面が描かれ、マスター復活の伏線が張られていた。この人物の正体や、マスターがどのように復活するのかは一切説明されていない。シリーズでは、マスターが再登場する際に詳細な経緯が語られないことも多く、マスターからスパイ・マスターへの変化も劇中では補完されなかった。今後登場する新たなマスターも、同様に簡単な説明だけで再登場する可能性が高いと考えられる。
『ドクター・フー』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。




