米CBSの看板長寿番組『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン22第4話では、少し関係がギクシャクしていた検死官のジミー・パーマとジェシカ・ナイト捜査官が、ついに“あの気まずい話題”に触れることになるという。
(※これ以降は、シーズン21&22のネタバレを含みます。)
ある決断をしたジミーとジェシカだが…
シーズン21の終盤で、キャンプ・ペンドルトンのREACT訓練主任になるオファーを受け入れたジェシカがNCISチームから外れることになり、彼女と交際していたジミーは、遠距離で関係を続けるのではなく別れを選んだ。
そんな辛い想いをした二人が、シーズン22第4話「Sticks & Stones(原題)」(アメリカでは11月4日放送)で再会する展開となる。米TV Insiderのインタビューで、その気まずいシーンについて、ジミー役のブライアン・ディーツェンとジェシカ役のカトリーナ・ローが語った。
カトリーナは、「ブライアンとは、仕事上で凄く良い関係を築いているから、共演するたびに楽しい撮影になると分かっています。だから、何年も素晴らしい関係を築いた上で、気まずいシーンを演じるのは最高でした」と回答。その言葉にブライアンも「ええ、その通りです」と同意し、こう続けている。
「興味深いことに、彼ら(製作チーム)が僕たちのところに来て、恋愛では問題が起こることもあるし、浮き沈みや別れもあるだろうと言われました。僕たちは慎重になっていたと思うけど、一緒に仕事をするのが大好きだから、今でも共演したいんです。だけど製作チームからは、共演シーンはあるけど違う状況だし、興味深いけど時には難しいかもしれないよと念を押されていたから、僕たちは、“よし、やってやろう”という感じだったんです」と振り返っている。
さらに、話し合いを避けてきたジミーとジェシカのうち、どちらがより会話を恐れていたか質問され、ブライアンは「半々にしておきます」と回答。カトリーナは、「いい勝負ですね。二人が会話を避けた最大の効果は、ジミーがシリーズにおけるコミュニケーターであり、人々の気持ちを読み取って、話をさせるのが得意だと強調されたことです。その彼が会話を避けた事実は、彼らがこの話題から逃げたがっている気持ちを際立たせていると思います」と語った。
またブライアンは、シーズン22の序盤でジェシカが復縁の扉を開いたにもかわらず、ジミーが閉じてしまった心境にも言及している。妻を亡くして娘がいるジミーは子どものことも考えなければならず、仕事で移動の可能性があるジェシカとの関係には安定が期待できないため、自分を守る防御策を講じているのではないかと分析。その心境を理解できるとし、非常に人間的だと思うとも述べた。
今は少し気まずい状態のジミーとジェシカだが、いつか良き友人に戻れることを期待したい。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン22はCBSにて放送中。シーズン1~20はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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