『NCIS』ビショップ役エミリー・ウィッカーシャム、3年前の降板を振り返る

『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン11~18でエレノア・"エリー"・ビショップを演じたエミリー・ウィッカーシャム。同作のトニー&ジヴァことマイケル・ウェザリーとコート・デ・パブロが司会を務めるビデオポッドキャスト番組『Off-Duty: An NCIS Rewatch(原題)』に出演し、2021年の降板状況を初めて明かした。

 

『NCIS』降板したあと何が起きた?

シーズン18で降板した当時、本人からその理由について語られることはなく、「自身が決めたことだったのではないか」という推測のみが報じられていた。今回、ポッドキャストで当時を振り返ったエミリーは以下のように述べている。

「ドラマを去って、その1ヵ月後に妊娠していることが分かったの。なので、プレッシャーからの解放とリラックスしなくてはという二つが同時に起きていた。仕事がなくなって、どうしていくかということもね。それまでは自分の時間がなかったから。『NCIS』出演中は、生活すべてが番組に支配されていた。一日中、毎日ね。ほかのことをする時間なんてなかった。だから、慣れる必要があったの」

妊娠したことは驚きだったと続けるエミリー。すぐに恋人の住むニューヨークに引っ越し、素晴らしいけれどおかしな時間を過ごしたという。

「長年続けてきたことをやめるのは奇妙な経験だった。同時に素晴らしいことでもあったけど。そうね、去る準備ができていたかといえば分からないけれど、実際そうなったし、良い経験だった。そうすべき時期に来ていたし、次のステップに進む準備ができていたんだと思う。だから、良い経験だった」

トニー&ジヴァのスピンオフへの出演は?

シーズン11で分析官として初登場したビショップ。チームの捜査官として活躍し、シーズン18終盤でかつて所属していたNSA(米国家安全保障局)への情報漏洩の容疑をかけられたことをきっかけにチームを去ることになったが、実際これは別の任務のための理由づけだった。

そのことから今でもファンからは本家シリーズへの復帰が望まれているが、現在撮影が進んでいる『NCIS: Tony & Ziva(原題)』への出演もありかもしれない。ビショップの秘密工作員としての地位とオデットとの関係から、トニーとジヴァにとって優れた味方となる可能性がある。重要な情報を提供したり、必要に応じて安全な隠れ家を提供することができるだろう。

ビデオポッドキャスト番組『Off Duty: An NCIS Rewatch』は毎週火曜日に配信中。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20は、Huluにて配信中。

(海外ドラマNAVI)

参考元:Screen Rant

 

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