米CBSをしょって立つ人気番組『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』でリロイ・ジェスロ・ギブス役を演じたマーク・ハーモンが、ギブスの若かりし時代を描く前日譚スピンオフ『NCIS: Origins(原題)』でナレーターを務めることになったが、本家シリーズに復帰する可能性はあるのだろうか?
ファイナルシーズンに戻って来る?
今もマークは本家シリーズに製作総指揮に名を連ねているが、シーズン19第4話をもって主役から降板して以来、ギブスは姿を見せていない。
米TV Lineによると、TV批評家協会の夏季プレスツアーに登壇したマークが、『NCIS』の降板について言及。「降板を決めたというよりは、少し距離を置くのにちょうどいいタイミングだったんです。製作チームが考え出したストーリーラインと、キャラクターの扱い方にワクワクしました。そして番組は続いています」とコメントした。
ドナルド・“ダッキー”・マラード役を演じたデヴィッド・マッカラムの追悼エピソードとなったシーズン21第2話「ダッキーの思い出」では、ギブスがアラスカ州南西部にある架空のナクトク湾から、ティモシー・マクギー(ショーン・マーレイ)宛てに送ったポストカードが映っていた。つまり、今もギブスはアラスカ州にいることを意味している。同話では、シーズン11をもって降板したアンソニー・“トニー”・ディノッゾ役のマイケル・ウェザリーが、デヴィッドとダッキーを追悼するためにサプライズでゲスト出演したが、期待されていたマークの復帰はなかった。
『NCIS』へのカムバックがいつになるのか、そのためには何が必要なのか質問されたマークが、「よく訊かれるんだけど、いつでも僕は脚本家のやりたいようにやらせてきました」と答え、すでに復帰のオファーがあったのかとの問いには、「直接的に電話とかで…? 自分の知る限りではないですね」とコメントした。
さらに、『NCIS』が終了することになったら、ファイナルシーズンに戻って来る可能性があるのかとの質問も投げかけられたマーク。ためらいながら、「分かりません。役に満足しているか、あるいは役で(自分が)完成したと感じることが大切です。彼が、今も(アラスカの)川に佇んでいるとは思いませんね」と笑いながら答えた。
マークとしては、今の時点でカムバックは考えていないようだが、いつの日かギブスの再登場が実現することを期待したい。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHuluにて配信中。シーズン21は、Dlifeにて放送中。(海外ドラマNAVI)
Huluでは日本のドラマやバラエティ、オーディション番組、Disney+ではディズニー作品はもちろんマーベルやスター・ウォーズ、さらに最新韓国ドラマやBTSなどのオリジナルコンテンツを多数配信!