『ブリジャートン家』ジョナサン・ベイリー、偽ペニスの選び方を明かす「個性があるんだ」

『ブリジャートン家』のジョナサン・ベイリーが新作で使う偽ペニスの選び方を明かしたとEWが伝えている。

 

親密なシーンのために…

『ブリジャートン家』で世界的ブレイクを果たし、最近ではマット・ボマーと共演した新作『フェロー・トラベラーズ』が注目を集めるジョナサン・ベイリー。自身初のエミー賞ノミネーションも果たしている彼はセス・マイヤーズが司会を務めるトーク番組『Late Night with Seth Meyers(原題)』に出演し、作品の製作秘話などを語った。

『フェロー・トラベラーズ』は同性愛者を排斥する動きがある1950年代からベトナム戦争反対運動に揺れる60年代、ディスコ全盛期の70年代、そしてエイズ危機の80年代まで、数十年に渡って野心溢れる国務省職員ホーキンス・フラーと敬虔なカトリック教徒で理想主義者のティム・ラフリンが出会って惹かれ合ってからの関係を描くドラマ。

ジョナサンは世代ごとに様々なティムを演じたが、その中でも変わらないものがひとつあると笑って告白。それが小道具として用意されたフェイクのペニスだ。

「これをなんて呼ぶの?スタントダブル?」というマイヤーズに「僕は小道具と呼んでいるよ」と答えたジョナサン。「始めた時、もちろん保護のためにそういうレイヤーを装着するわけだよね。だからなにも気まずいことはない。でも番組の性質上、実際に起こっているものを反映しないといけない」と話すとセスは証拠写真を公開。

完全にモザイクがかけられているが、その写真に対し「みんな個性があるんだ」とコメント。「キャラクターに感情的な面や知性的な面からアプローチすると、大きな決断をしないといけない」と話すとマイヤーズはすかさず「君が“大きな”決断をしたの?」と返し、ジョナサンを赤面させた。

続けてマイヤーズはもうひとつの写真を公開。それは偽ペニスと合わせて使う肌色の下着。そこにはシールを使って目がつけられており、ペニス部分が鼻のようになって顔のような形に。これについてジョナサンは「僕の優秀な衣装アシスタントのベスが最終日に僕をこれで励ましてくれたんだ」と衣装部が応援の気持ちを込めて仕掛けたイタズラであることを明かし、会場を笑わせた。

こう聞くと、ティムのフェイクペニスに集中してしまいそうだが、ティムとホーキンスのセックスシーンそのものが美しく、プロデューサーのロビー・ロジャーズも誇りに思っている点。インティマシー・コーディネーターはじめ製作陣一丸となって入念に親密なシーンを作り込んだ賜物だという。俳優たちも深く関わってもらったようで「(俳優たちが)何を望んで、何をしたいか、たくさん聞いて会話をした」「彼らは自分のキャラクターについてアイデアをたくさん持っていたし、我々もそうした話に本当にオープンだった」と、役者の意見を重視したそう。時間をかけて作り込まれたセックスシーンは、視聴者の目を釘付けにしそうだ。

『フェロー・トラベラーズ』は、Paramount+にて配信予定。(海外ドラマNAVI)

 

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Photo:「フェロー・トラベラーズ」© Showtime Networks Inc. All rights reserved.