人気ドラマ『ブリジャートン家』の長男アンソニー役でブレイクしたジョナサン・ベイリーが、米Showtimeのリミテッドシリーズ『フェロー・トラベラーズ』で、恋人役を演じたマット・ボマー(『ホワイトカラー』)に感謝の気持ちを伝えている。
2人の男性の壮⼤なラブストーリー×政治スリラー
トーマス・マロンによる同名小説のドラマ化となる『フェロー・トラベラーズ』の舞台は、ジョセフ・マッカーシー共和党上院議員と弁護士ロイ・コーンが「破壊活動家と性的異常者」に宣戦布告した、20世紀の米国史で最も暗い時代。
そんな時代にティム・ローリン(ジョナサン)とホーキンス・“ホーク”・フラー(マット)が出会い、激しくも複雑な関係を育みながら、同性愛者にとって過酷な時代に呑み込まれていく様が描かれる。
米IndieWireが主催したWavelength Award賞でクリエイターのロン・ナイスワーナーとマットが受賞を果たし、ジョナサンが二人に対して感謝の意を綴った書簡が、IndieWireに掲載された。
ジョナサンは、『フェロー・トラベラーズ』に出演するずっと前から、『HOMELAND』や『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』などで脚本を手がけたナイスワーナーと、マットから影響を受けていたと認めており、こう綴っている。
「ロンの文筆には、残酷な真実を優しく人間味のある体験やロマンスをもって、挑発的かつ内側から攻めるように表現する能力があり、常に私にとって大切なものでした。そういったことが、私の生き方や愛し方に対する理解を形作ったのです。マット・ボマーは、俳優としてゲイであることを公表することが容易ではないと思われる世界で育った私に、何が可能であるかを目に見える形で理解させてくれた人です。そこにいた彼は聡明で際立ち、灯台のような存在でした。今、この二人が一緒になり、『フェロー・トラベラーズ』で明るく輝いているのを見ること、そしてこの場所に到達するまでに二人が辿った道のりを理解することは素晴らしいことです。彼らは、まさにティムとホークと同じような戦士なのです」
ゲイをカミングアウトしているジョナサンは、撮影開始前にマットと一緒に、ティムとホークの物語が脚本に描かれているのを見て、どう感じたかをじっくり話し合ったという。マットのことを、「非常に優雅かつ知的な態度で全キャストを率いて、彼は撮影セットで善の力であり、素晴らしい友人でした」と称し、『フェロー・トラベラーズ』が高い評価を得ているのは、素晴らしきマットとロンが率いたからだと指摘。「社会として、コミュニティとして、そしてTVを愛する者として、私たちは常に彼らに感謝すべきです」と締めくくった。
『フェロー・トラベラーズ』は、米Showtimeで2023年10月にリリースされ、批評家と視聴者から高い評価を得ている。日本では、今夏Paramount+にてリリース予定。(海外ドラマNAVI)
||◤ #マット・ボマー ◥||
#ジョナサン・ベイリー 主演
||◣「フェロー・トラベラーズ」◢||2人の男性の壮⼤なラブストーリーと
緊迫した政治スリラーが
1950-90年代の首都ワシントンD.C.を舞台に
繰り広げられる―2024年夏、Paramount+にて独占配信決定!
お楽しみに🌟#パラプラ pic.twitter.com/p2M01jMBQ4— Paramount+ Japan / パラマウントプラス公式 (@ParamountPlusJA) April 25, 2024
Photo:「フェロー・トラベラーズ」© Showtime Networks Inc. All rights reserved.