大ヒットシリーズ『スター・ウォーズ』の世界に今年新たに誕生した『スター・ウォーズ：アコライト』（以下『アコライト』）が、1シーズンで打ち切られたことが分かった。米Deadlineが報じている。
当初の勢いをキープできず…
『スター・ウォーズ エピソード1／ファントム・メナス』のおよそ100年前を舞台にした本作。6月から配信開始となったシーズン1の8話すべてがリリースされたのは7月中旬。それから1ヵ月あまりで、シーズン2は制作されないことが決まった。
滑り出しは決して悪くなかった。『ロシアン・ドール：謎のタイムループ』で注目されたクリエイター、レスリー・ヘッドランドが手掛けた『アコライト』は、初めの2話がお披露目されたタイミングで視聴者数480万人と、今年ここまでにリリースされたDisney+作品として最高の成績を収め、最初の5日間で全世界の1100万人に視聴された。しかしエピソードが進むにつれて数字を落としてゆき、シーズンフィナーレは335万人。これは『スター・ウォーズ』関連ドラマのシリーズフィナーレとしては最も低い数字だったようだ。シーズン1がクリフハンガーで終わり数々の謎を残していたこともあり、シーズン2を期待していたファンには残念だが、一話あたり1億ドル（約150億円）以上をかけているとされる作品としては物足りない成績だったのかもしれない。
『スター・ウォーズ』フランチャイズ作品としては、『マンダロリアン』がこれまで3シーズン続いている上に、スピンオフ映画も2026年に解禁されるのをはじめ、『キャシアン・アンドー』や『アソーカ』のシーズン2が進められている。
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Photo:『スター・ウォーズ：アコライト』© 2024 Lucasfilm Ltd.
