『アストリッドとラファエル』イギリス版リメイク、初写真が解禁!二人を演じるのは?

英Channel 4と米PBSによって放送が予定されている『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』のイギリス版リメイク『Patience(原題)』。今年2月からベルギーやイギリスで撮影が行われているが、初解禁となるファーストルックが到着。二人を演じるキャストやあらすじもご紹介しよう。

 

『アストリッドとラファエル』リメイク版でコンビを演じるのは?

几帳面で論理的なアストリッドと思いついたら猪突猛進のちょっぴりガサツだが大らかで、誰に対してもフレンドリーなラファエルという二人がなんといっても本シリーズが愛される大きな理由の一つ。そんな二人に該当するキャラクターをリメイク版で演じるのは誰なのだろうか?

英米リメイク版『Patience』でラファエルに当たる刑事ビア・メトカーフを演じるのは、『ブレイキング・バッド』シーズン5で強烈な印象を残したリディア役として登場し、そのスピンオフ『ベター・コール・ソウル』にも続投したローラ・フレイザー。

そして、アストリッドに当たるペイシェンス・エヴァンス役には、Netflixオリジナルシリーズ『HEARTSTOPPER ハートストッパー』の小さな役で女優デビューしたエラ・メイジー・パーヴィス。エラは演じる役と同じニューロダイバージェント(神経多様性)の女優であることが知られている。

本作では神経多様性がテーマの一つとして扱われ、ペイシェンス・エヴァンスを含む全てのニューロダイバージェントのキャラクターは、同じ特性を持つ俳優によって演じられるという。

あらすじはどうなる?

公式シノプシスによるあらすじは以下の通り。

ヨークシャー警察の犯罪記録部門で働くペイシェンスは事件の証拠を分類し、ファイル化する仕事をしている。独学で犯罪学を学んだ彼女は、犯罪現場に対する直感的な洞察力と問題解決への情熱を持つ優れた犯罪学者だ。そんな彼女の能力に気づいたメトカーフは、ペイシェンスと協力することに。これにより、ペイシェンスにとって新たな世界への扉が開かれることになる。

『Patience』の脚本チームを率いるのは『テンペスト教授の犯罪分析ノート』のマット・ベイカー。彼と共にスティーヴン・ブレイディ(『フォーティチュード/極寒の殺人鬼』)、ダニエラ・デヴィンター(『Before We Die(原題)』)、サラ・フリーティー(『Country House Rescue(原題)』)らがペンを執るが、全員が自閉症に関する何かしらの個人的な経験を持っているそうだ。また、ベルギー出身のマールテン・ムーケルケ(『十三戒 ~偽りのモーセ~』)が全6話のメガホンを執る。

放送開始日時は未発表。今後も新たな情報が入り次第お伝えしていきたい。

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Photo:『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』©Patrick FOUQUE/JLA PRODUCTIONS/FRANCE TELEVISIONS