人気ドラマ『クリミナル・マインド』で長年メインキャストを務めるジョー・マンテーニャ。いわゆる“イケおじ”として若い世代からも評価されることについてどのように思っているのだろうか。米Entertainment Weeklyが伝えている。
10年以上続く仕事が今も楽しい理由
現在76歳のハリウッドきってのベテランスターであるジョーは、2007年のシーズン3から『クリミナル・マインド』のデヴィッド・ロッシを演じて熱烈なファンを獲得。幅広い層から“DILF”として親しまれている。
日本にもイケおじという言葉があるが、アメリカでも魅力的なママ世代の年上女性を指す言葉MILF(Mom I’d Like to Fuck)と対を成す、魅力的なパパ世代の年上男性を指すDILF(Dad I’d Like to Fuck)なる言葉がある。最近、Paramount+の動画企画で『クリミナル・マインド』の共演者たちとともにファンのSNSをチェックした際にこのワードを知ったジョーは、「DILFが一体何のことなのかさえ知らなかった」と戸惑いを露わに。
「かなりおかしいと思ったね。特にほかの共演者と一緒にいる時だったから。DILFと言われた時、ディズニーキャラクターかなんかのことを言ってるんだと思った。その後で、誰かに“MILFが何かは知ってるでしょ?”って言われてようやく分かったんだ。誉め言葉として受け取っておこうと思う。普段からネットにあまり関わらないんだ。SNSのアカウントはあるけど、僕の代わりに娘がやってくれてるんだよ」
ファン想いで知られるジョーは、「ファンがいなければ僕たちは何者でもない」と改めてファンへ感謝。「エンターテインメントとアミューズメントの時間をたくさん彼らに届けられたらといいね」と話した。
ファンが今最も楽しみにしているのは、本国アメリカで6月6日よりお披露目されている『クリミナル・マインド/FBI行動分析課:エボリューション』の最新シーズン。『クリミナル・マインド』通算17シーズン目に再びロッシとして出演するジョーは、本作がこれだけ長く愛される理由を「優れた脚本のおかげ」と語る。
「この物語の筋道や関係が始まる時、非常に爆発的な方法で始まる。俳優として最初の脚本にそれを見る時はいつでも、どこに向かうのか、どのように展開させるのかわくわくするんだ。俳優によってはシーズンの始まりに“ねえ、このシーズンの全体像を教えて”って知りたがる人もいるけど、僕はそういうタイプじゃない。毎週新たな脚本を手にして、ほかのみんなと同じようにその展開を知っていく。それってとてもエキサイティングなことだし、おかげで仕事が楽しい」
魅力的なパパ、ジョーの活躍をこれからも応援し続けたい。
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Photo:『クリミナル・マインド』© ABC Studios