米CBSにて2005年より15シーズンにわたって続いた犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』。そのリバイバル版である『クリミナル・マインド FBI行動分析課：エボリューション』はシーズン3更新がすでに決定しているが、シリーズ通算17シーズン目となるシーズン2には、あるスタッフが10年以上前から描きたかったシーンが含まれていることが分かった。米TV Lineが報じている。
-
『クリミナル・マインド』人生に役立つ名言集【10選】
テレビ史に残るロングランヒットドラマ『クリミナル・マインド …
エミリーとタラが仕事の合間に一服
本国アメリカではParamount+でシーズン2の配信が6月6日（木）に始まったばかり。その第1話「Gold Star（原題）」では、行動分析課（BAU）のチームリーダーであるエミリー・プレンティス（パジェット・ブリュースター）が一人で捜査を行うのだが、チームの元に戻ってきた彼女は悪い知らせをいち早くタラ・ルイス（アイシャ・タイラー）に打ち明ける。その時のシーンはショーランナーにとって念願の場面となった。
エミリーとタラがビルの屋上でこっそりとタバコを吸う様子は、まるでこれまで何度もそうやってきたおなじみの光景のように描かれていたが、実際にはこの二人が親密にタバコを吸うシーンはこれまでお披露目されたことがなかった。本家のシーズン1から関わっており、現在はショーランナーでこのエピソードの脚本も執筆したエリカ・メッサーは、二人の喫煙シーンについて次のように話した。
「CBSでは実現できませんでした。確かシーズン4、5、6…と何年も試したけど、放送できなかったんです。でも、（今は地上波ではないので）やってみたらついに放送されました！ このエピソードの監督を務めたダグラス・アーニオコスキーには、“おかげで夢が叶った！”とお礼を伝えました」
リバイバルを機にプラットフォームが地上波から動画配信サービスへと移行したことで、放送基準の制約から解放され、エミリーとタラは自由にタバコを吸えるようになったという。また、もともとこの場面でタバコを吸うのはエミリーだけで、タラ役のアイシャもタバコに火をつけて一緒に吸うくだりはアイシャの即興であることも明らかに。
「悪い知らせを伝えるプレンティスは多大なストレスを抱えているため、タバコを吸うことで気分を落ち着かせるのです。そして彼女から聞いた知らせがあまりにも悪い内容だったことから、タラも“私も吸いたい！”となるんです」と、アイシャは即興で自らもタバコを吸った理由を説明。「誰だって時にはタバコを吸いたくなることもあると思います。エミリーとタラがこういうひと時を持てて良かったですね」
『クリミナル・マインド』シーズン1～16はDisney+（ディズニープラス）にて配信中。（海外ドラマNAVI）
-
ある調査を受け、Netflixがオリジナルシリーズの喫煙シーンを削減すると発表
これまでに政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』や『Marvel デアデビル』などのオリジナルシリーズや映画を生み出してきたNetflixが、ある調査を受けてオリジナル作品の喫煙シーンを削減すると発表したことが分かった。英Digital Spyが報じている。 【関連記事】ドラマのイッキ見と、うつ状態に…
#CriminalMinds Boss on the Episode 1 Scene That Took 10+ Years to Make Happen: ‘It Just Feels So Real to Me’ https://t.co/QczVHD7rgF
— TVLine.com (@TVLine) June 6, 2024
参考元：米TV Line
