TVシリーズの一気見(イッキ見)は一晩かあるいは2〜3日で見終えられることが多いが、『NCIS』シリーズはそうはいかない。本家『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』は2003年にスタートし、現在シーズン21を放送中。今期は、フランチャイズの通算1000話をお祝いした。この1000話は『NCIS』のほか『NCIS: LA 〜極秘潜入捜査班』、『NCIS:ニューオーリンズ』、『NCIS:ハワイ』、そして昨年スタートした『NCIS:シドニー』で築いた記録だ。
これまでの1000話すべてを視聴するには長い時間がかかるが、今後も『NCIS』、『LA』、『シドニー』は続き、さらに新作スピンオフの『NCIS: Origins(原題)』と『NCIS: Tony & Ziva(原題)』の放送開始を控えている。いま、改めてシリーズ全作を見ようと思ったらどのくらいの時間がかかるのだろうか。
『NCIS』ユニバースの全話を見るためかかる日数は?
『NCIS』の全作品全話を見尽くすには、42,936分47秒、つまり715時間以上(29日から30日間)が必要。休憩なしで見続けても、丸々1ヶ月はかかってしまう計算に。
もし、これから初めて『NCIS』に入門しようとお考えの人は、最新作の『NCIS:シドニー』を通してこのシリーズに慣れ親しむのが良い出発点になるかもしれない。
『NCIS』シリーズ各作品の全話放送時間
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』:20,114分4秒(約335時間、約13.9日)
『NCIS:LA〜極秘潜入捜査班』:13,800分36秒(約230時間、約9.5日)
『NCIS:ニューオーリンズ』:6,381分46秒(約106時間、約4.4日)
『NCIS:ハワイ』:2,294分20秒(約38時間、約1.5日)
『NCIS:シドニー』:346分1秒(約5.7時間)
ちなみに、ギブス(マーク・ハーモン)やトニー(マイケル・ウェザリー)、ダッキー(デヴィッド・マッカラム)らオリジナルキャストが活躍するオリジナルシリーズを全話見るには、20,114分4秒、約335時間、約13日かかる。21年の歴史を追うことは、やはり簡単ではない。
現実的なスピードで見たらどのくらいかかる?
前述で、フランチャイズ全話を見るには休憩なしで約30日かかるとご説明したが、実際には、私たちには学校や仕事、睡眠やトイレ、お風呂の時間も必要だろう。
現実的なスピードで見ることを考え、1日1時間とすると、1000話を見終えるには2年以上かかることになる。
長い歴史があれば、その分のキャラクターの物語や、作品間の関係性(クロスオーバーで垣間見ることができる)もあることは間違いないが、基本的に事件の話は1話完結型のため、関心のある都市の、興味を惹かれるシーズンから見始めてもいいかもしれない。
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~20はHulu、U-NEXTで配信中。最新シリーズ『NCIS:シドニー』はParamout+で配信中。(海外ドラマNAVI)
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