最終回放送から7年!『BONES -骨は語る-』あの人は今…メインキャスト編

米FOXにて2005年から全12シーズンにわたって放送された一話完結型の犯罪捜査ドラマ『BONES -骨は語る-』。最終回放送から7年が経った現在でもファンに愛されるドラマを生み出したキャストたちのその後を追った。

エミリー・デシャネル(テンペランス・ブレナン役)

堅物な法人類学者、“ボーンズ”ことブレナン

エミリー・デシャネルが演じたテンペランス・ブレナンは、現場に残された被害者の骨から様々な手掛かりを見つけ出す優秀な法人類学者である一方、対人能力が低くすぐに人とトラブルになってしまう。

エミリーは役作りの一環として、法人類学の専門書を読み漁り、カンフーや空手も習得した。プライベートでもファンからブレナンの愛称である”ボーンズ”と声を掛けられるほどのはまり役だったのは、こういった彼女の努力が実を結んだのかもしれない。

『BONES』では家族とも共演

芸能一家の長女として生まれたエミリーは、『BONES』内で家族とも共演を果たしている。シーズン2の第20話「光る骨」では、アカデミー賞撮影賞に6度ノミネートされたことのある父キャレブ・デシャネルがエピソード監督を務めた。『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』で知られる同じく女優の妹ゾーイ・デシャネルとはシーズン5で、俳優でプロデューサーの夫デヴィッド・ホーンズビーとはシーズン9で共演している。しかもデヴィッドが演じたのは、ブレナンの結婚式に登場する神父役という絶妙なポジション。見返す際はぜひエミリーのファミリーも探してみてほしい。

その後の出演作

本作での12年にも及ぶ長い撮影期間中に結婚、2度の出産も経験したエミリーは、現在は家族との時間を優先しながら女優活動を続けている。2022年のNetflixドラマ『オハイオの悪魔』では主役の精神科医スザンヌ・マティスを演じた。また、待機作のSF映画『ReEntry(原題)』では、科学実験に参加し行方不明となった夫の帰りを待つ女性を演じている。

デヴィッド・ボレアナズ(シーリー・ブース役)

ブレナンの相棒、そして夫となるブース

デヴィッド・ボレアナズは、元スナイパーという背景を持つFBIの特別捜査官シーリー・ブースを演じた。家族や仲間を大切にする勇敢かつタフな性格でありながら、過去の戦争体験からくるトラウマや道徳的なジレンマに悩むキャラクターだ。後にブレナンと結婚し、公私ともに支えあう関係となる。互いに影響を及ぼしながら成長していく二人の様子もこの作品の魅力の一つとなった。

『BONES』で10回以上にわたって監督

以前の出演ドラマで監督デビューを果たしていたデヴィッドは、本作ではシーズン4第16話「溶ける骨」をはじめ、全246話のうち11話でメガホンを取った。最終回「永遠のパートナー」でも監督を務め、集大成を飾った。

本作のシーズン3から製作にも関わるように。俳優としてだけでなく、監督やプロデューサーとして働くことも大切にしているというデヴィッドは、脚本にも携わるなど、活躍の幅をどんどん広げている。

その後の出演作

デヴィッドは『BONES』終了後、すぐさま次のドラマ『SEAL Team/シール・チーム』の撮影を開始。同作は2023年末に撮影が始まったシーズン7で幕を閉じることが決まっている。年齢を重ねてより精悍な顔つきになったデヴィッドは、すでに次なるプロジェクトも控えているようで、今後の活躍が楽しみだ。

ミカエラ・コンリン(アンジェラ・モンテネグロ役)

ブレナンの親友アンジェラ

アメリカ・ペンシルベニア州出身の女優ミカエラ・コンリンは、主人公ブレナンの親友で、一番の理解者でもあるアンジェラ・モンテネグロを演じた。

アンジェラは高度なコンピュータグラフィックスの知識と技術を持ち、骨や遺留品から被害者や犯人の顔などを再現する専門家。後述するジャック・ホッジンズとのラブロマンスも印象深いキャラクターだ。

『BONES』終了後も続く友情

ミカエラは演じたアンジェラと同じく社交的なようで、『BONES』終了後も共演者たちと交流がある。ブレナン役のエミリーとは定期的にランチをし、コロナのパンデミックの際には2時間近く電話をしたこともあったそう。カミール・サローヤン役のタマラ・テイラーやホッジンズ役のT・Jサイン、ブレナンのアシスタントを演じた俳優たちとも今でも近況を報告し合う仲だという。

その後の出演作

『BONES』の撮影中に、『魔法にかけられて』や『リンカーン弁護士』などいくつかの大作映画に脇役として出演。『BONES』終了後の翌2018年からは『イエローストーン』シーズン1~2で、ジャーナリストのサラ・グエン役を務めた。

また、2021年にはNetflixのコメディ映画『バッド・トリップ ~どっきり横断の旅』でメインキャストの一人を務めた。今年公開のスリラー映画『Junction(原題)』にも出演し、女優としての活躍を続けている。

T・J・サイン(ジャック・ホッジンズ役)

”ラボのキング”ホッジンズ

T・J・サインは、微生物と陰謀論が大好きな変わり者の博士ジャック・ホッジンズを演じた。緊迫した雰囲気になりやすいラボの中で、持ち前の明るさと協調性を活かしチームに笑いをもたらした。シリーズ後半ではアンジェラとの恋愛模様も描かれ、奔放なアンジェラに振り回される様子が印象深いキャラクターだ。

カメラ無しでも役に徹するプロ精神

ホッジンズ博士がシーズン11以降車いす生活を送ることになると、T・Jは役柄や現実の車いすユーザーに敬意を表すため、撮影の合間にも車いすに乗り続けた。セットに移動する際は、周りのキャストよりも10分早く動き、撮影機材などが道をふさいでいる時は、車いすに乗ったまま解決方法を探した。

その後の出演作

バイプレイヤーであるT・Jは、『BONES』出演前から60作以上の映画やドラマに参加しており、ブース役のデヴィッドが主演を務める『エンジェル』でも弁護士役などで共演していた。現在は、舞台やコマーシャル、ゲーム、アニメなどでも活躍。最近では『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』『シカゴ・メッド』でその演技を見ることができる。

最後に

2017年に感動のラストを迎えた『BONES -骨は語る-』で魅力あふれるキャラクターを演じた4人は、現在もハリウッドで華々しく活躍している。彼らの他の出演作もぜひチェックしてみてほしい。

『BONES』全12シーズンはDisney+(ディズニープラス)Huluにて配信中。

(海外ドラマNAVI)


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Photo:『BONES -骨は語る-』©2017 Fox and its related entities. All rights reserved.