『スター・ウォーズ:アソーカ』のヴィランが使うライトセーバーの色が赤ではない理由

「スター・ウォーズ」シリーズ最新作『スター・ウォーズ:アソーカ』が、いよいよ8月23日(水)よりDisney+(ディズニープラス)にて初回2話独占配信開始となる。配信に先駆け、今回は本作に登場する悪役についてご紹介しよう。

悪役キャラクターの仲間入りを果たすベイラン・スコールとシン・ハーティ

本作で新たに悪役キャラクターの仲間入りを果たすのが、“オレンジ色”のライトセーバーで戦う元ジェダイのベイラン・スコールとシン・ハーティだ。これまでダース・ベイダーやカイロ・レンなど悪役キャラクターたちは“赤”のライトセーバーが定番だった。

本作の製作・監督・脚本を務めるデイヴ・フィローニはオレンジ色にしたことについて「これは完全に意図的にやったことだよ。私はライトセーバーをただ真っ赤にしたわけではないんだ」と明かしている。

ベイランはジェダイ大粛清を生き延びた元ジェダイで、シン・ハーティはベイランの弟子ということ以外ほぼ情報は明かされていない。しかし、そんな二人を紐解く唯一の手掛かりが、オレンジ色のライトセーバーだ。

『スター・ウォーズ:アソーカ』:手前:シン、奥:サビーヌ

これまでも「スター・ウォーズ」においてライトセーバーの色は、“光と闇”を象徴し、とくにその色はとても重要な意味を持つものとして描かれてきた。フィローニは本作でこの二人のライトセーバーの色をオレンジにした理由について以下のように語っている。

「ベイランとシン・ハーティのライトセーバーの色を少しオレンジ色にしたんだ。私は子どもの頃、ダース・ベイダーのライトセーバーが視覚効果として赤から少しだけオレンジ色に変わったことを覚えているよ。だから、今回ぼやけた感じのオレンジ色にしたのは、この作品を見る人たちに赤だから悪役という単純なことではなく、最初の印象とは違うかもしれないということを少し伝えたかったんだ。偶然オレンジになったわけではないんだ」

フィローニの話を考慮すると、二人はこれまでの悪役たちとは少し違った複雑な面を持っているのかもしれない。

全世界待望の『スター・ウォーズ:アソーカ』は8月23日(水)よりディズニープラスにて初回2話で独占配信開始。(海外ドラマNAVI)

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