【配信ランキング】海外ドラマ・映画|巨匠ジェームズ・キャメロン監督『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が全体首位

全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。

「オリジナル」「非オリジナル(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングにおいて、該当する週でトップ10入りを果たした作品の中から、編集部がピックアップした注目作をご紹介。

配信ランキング(ニールセン調べ)

2023年6月5日(月)から6月11日(日)までの順位は以下の通り。

ドラマ(オリジナル)

  1. 『MANIFEST/マニフェスト』(Netflix/計62話)...16億2800万分
  2. 『私の"初めて"日記』(Netflix/計40話)...9億1700万分
  3. 『FUBAR』(Netflix/計8話)...8億1900万分
  4. 『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』(Apple TV+/計34話)...6億4100万分
  5. 『シャイニー・ハッピー・ピープル ~ダガー家の秘密~』(Prime Video/計4話)...4億9900万分
  6. 『アーノルド』(Netflix/計3話)...4億3400万分
  7. 『最後通牒 ~クィア・ラブ~』(Netflix/計10話)...4億1700万分
  8. 『Based on a True Story』(Peacock/計8話)...3億4200万分
  9. 『Fake Profile』(Netflix/計10話)...3億1300万分
  10. 『マーベラス・ミセス・メイゼル』(Prime Video/計43話)...2億7700万分

ドラマ(非オリジナル)

  1. 『S.W.A.T.』(Netflix / Hulu / Paramount+/計128話)...12億5700万分
  2. 『ハートランド物語』(Hulu / Netflix / Peacock/計232話)...7億9500万分
  3. 『ブルーイ』(Disney+/計129話)...7億3800万分
  4. 『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix / Paramount+/計443話)...6億9800万分
  5. 『All American(原題)』(Netflix/計91話)...6億2500万分
  6. 『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計22話)...6億1700万分
  7. 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(Max/計265話)...4億8600万分
  8. 『イエローストーン』(Peacock/計47話)...4億7500万分
  9. 『THE FLASH/フラッシュ』(Netflix/計184話)...4億6700万分
  10. 『ギルモア・ガールズ』(Netflix/計153話)...4億5000万分

映画

  1. 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(Disney+ / Max/計1話)...19億4100万分
  2. 『ボス・ベイビー』(Netflix/計1話)...3億9000万分
  3. 『なんちゃって家族』(Netflix/計1話)...3億3200万分
  4. 『アングリーバード』(Netflix/計1話)...3億1900万分
  5. 『フレーミングホット!チートス物語』(Disney+ / Hulu/計1話)...2億9400万分
  6. 『Mr.ズーキーパーの婚活動物園』(Netflix/計1話)...2億3400万分
  7. 『モアナと伝説の海』(Disney+/計1話)...2億3200万分
  8. 『クリード 過去の逆襲』(Prime Video/計1話)...2億1700万分
  9. 『きみがくれた物語』(Netflix/計1話)...2億700万分
  10. 『ミラベルと魔法だらけの家』(Disney+/計1話)...1億9300万分

※()内は前週の順位。NEWは前週ランクインしていなかったもの(新作、新シーズンが配信スタートとなったもの、旧作など全て含む)。
※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

【オリジナル】『MANIFEST/マニフェスト』がトップ

この週トップは『MANIFEST/マニフェスト』。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキスが製作総指揮を務め、話題作としてスタートしたSFミステリー&ヒューマンドラマだが、シーズン3で大きな謎を残したまま突如打ち切りに。その後、シリーズ存続を願うファンの声がNetflixに救済されるという波乱万丈な道を辿ってきた。

元々は6シーズンの計画で制作が進められていたというが、全4シーズンを以て6月2日に幕を閉じている。

2位には、6月8日(木)にファイナルとなるシーズン4が配信された『私の“初めて”日記』がランクイン。本作は、インド系アメリカ人のティーンエイジャー、デヴィが突然亡くなった父親の死に向き合いながら、友情や恋、厳しい母親との複雑な関係を通して成長していく姿をハートウォーミングに描くコメディシリーズ。

ファイナルシーズンの制作が決定した際には、キャスト陣の出演料が報じられていた。

3位は、アーノルド・シュワルツェネッガーがドラマ初主演を果たした『FUBAR』に。6位には、そんな彼のこれまでの歩みに迫るドキュメンタリーシリーズ『アーノルド』もランクインしている。世界的なハリウッドスターとしての顔だけでなく、筋骨隆々のボディビル王者、理想を掲げる政治家など、様々な側面が垣間見える。

【非オリジナル】DC映画も話題の『THE FLASH/フラッシュ』が浮上

毎週あまり顔触れの変わらない【非オリジナル】部門だが、この週は2作品が浮上。

9位は、DC映画版が公開され話題になっている『THE FLASH/フラッシュ』。5月24日(水)に本国でファイナルシーズンの最終話が放送され、ドラマ版は有終の美を飾っている。

もうひとつの新顔は、10位の『ギルモア・ガールズ』。2000年から2007年にかけて放送された本作は今なお色褪せない人気作である。先日、本作にジェス役で出演していたマイロ・ヴィンティミリアがトーク番組に出演し、当時のある“おふざけエピソード”を明かしている。

【映画】『アバター』最新作が独走

映画部門首位は、巨匠ジェームズ・キャメロン監督最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。全世界歴代興行収入で『タイタニック』(97)を抜いて第3位を記録し、第95回アカデミー賞®視覚効果賞を受賞した大ヒット作が他の追随を許さない圧倒的な視聴時間を獲得している。

9位の『きみがくれた物語』は2016年公開の恋愛映画。日本でも大ヒットした映画『きみに読む物語』の原作者ニコラス・スパークスによるベストセラー小説「The Choice」を原作に据え、『白鯨との闘い』のベンジャミン・ウォーカーと、『ウォーム・ボディーズ』のテリーサ・パーマーを主演に迎えている。

ノースカロライナ州の海沿いにある小さな町で運命的な出会いをして結ばれたトラヴィスとギャビー。二児を授かり幸せな家庭を営む二人だったが、久しぶりのデートの約束にトラヴィスが遅れた日、ギャビーが交通事故に遭ってしまう。自責の念に駆られる彼は、目を覚まさないギャビーを前に「真実の愛のために人はどこまでできるのか」と何度も自問する。選択肢は白か黒か、二つしかない。トラヴィスにとって最も重い、究極の選択が求められていた...。

(海外ドラマNAVI)

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Photo:『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.