人気アクション映画『ターミネーター』シリーズなどでお馴じみのアーノルド・シュワルツェネッガーがドラマ初主演を果たす、Netflixの新作シリーズ『FUBAR』。タイトルだけ見たら、どんな作品なのか分かりにくい「FUBAR」とは、どういう意味なのだろうか?
『FUBAR』で中心となるのは、お互いにCIAの工作員であることを知らなかった父親ルークと娘エマ。これまでの親子関係が嘘で成り立っていた事実に動揺しながらも、二人は新たに与えられたミッションで協力せざるを得なくなる──。
「FUBAR」はスラング?
シリーズのタイトルが『FUBAR』と題されているにもかかわらず、その意味は劇中で説明されない。「FUBAR」とは「F**K Up Beyond All Recognition」の頭文字を取った軍事スラングだ。この言葉は第二次世界大戦に起源を持つとされ、「修復不可能なほどメチャクチャになった状況や出来事、人物」などを指すという。
普通では考えられない状況に放り込まれたルークとエマ父娘を表現する、ピッタリな言葉だと言えそうだ。『FUBAR』では最終話のラストシーンでルークが、「まったくFUBARだな!」と言い放っている。
『FUBAR』以外の作品では、シルヴェスター・スタローンとカート・ラッセルが共演した1989年公開のアクション映画『デッドフォール』で「FUBAR」というフレーズが使用され、スタローン演じるレイモンド・タンゴが「どういう意味だ?」と質問している。また、1998年公開の戦争映画『プライベート・ライアン』でも使われており、ジェレミー・デイヴィス演じるアプム伍長の周りで他の兵士が常に「FUBAR」と言い続け、最後の戦いを前にアプムが初めてその意味を理解する展開となっていた。
豪華キャストがそろい踏み
『FUBAR』のキャストはルーク役のシュワルツェネッガーに並び、『トップガン・マーヴェリック』でナターシャ・“フェニックス”・トレース海軍大尉を演じたモニカ・バルバロがエマ役で出演。その他に『THE LAST OF US』のガブリエル・ルナ、『The Neighborhood(原題)』のミラン・カーター、『ソニック・ザ・ムービー』シリーズのアダム・パリー、『セックス・アピール』(2022)のフォーチュン・フィームスター、『新ビバリーヒルズ青春白書』のファビアナ・ウーデニオらがキャストに名を連ねる。
アーノルド・シュワルツェネッガーの初主演ドラマ『FUBAR』は、Netflixにて独占配信中。
参照元:米ScreenRant
(海外ドラマNAVI)
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Photo:『FUBAR』レッドカーペットでのアーノルド・シュワルツェネッガー©Getty Images for Netflix