米NBCにてシーズン3で打ち切りとなった後、Netflixに救済された『MANIFEST/マニフェスト』。そのファイナルとなるシーズン4に期待が集まっているが、ホラーの巨匠ことスティーヴン・キングがシリーズの脚本に苦言を呈している。米ScreenRantが伝えた。
『マニフェスト』は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』などで知られるロバート・ゼメキスが製作総指揮を務め、失踪した1機の飛行機が5年半後に帰還した、不可解な事件を描くSFミステリー&ヒューマンドラマ。
現時点でシーズン4のリリース日は11月を目指しているとのことだが、正式な発表はされていない。とはいえ、シリーズを救済するためにキャンペーン運動を展開したファンや、打ち切りに嘆いていた視聴者は、復活を遂げることになった新シーズンを心待ちにしているのではないだろうか。
陳腐なセリフの使いまわしに苦言?
そんななかスティーヴン・キングが、「『マニフェスト』シーズン4について分かっていること」と題されたメディアの記事をツイートしたべヴ・ヴィンセント(複数の小説にてキングと共同執筆を手がける)の投稿に反応。
キングは、「番組が、“It's complicated.(複雑なんだ)”とか“Trust me.(信じて)”といったセリフを回避してくれることを願う。そいったセリフがなければ(シーズン4が)待ち遠しいよ」と皮肉にたっぷりにツイートしている。
どうやらキングは、『マニフェスト』でキャラクターが発する陳腐で使い回されたセリフに一言申したい様子。とはいえ、そういった批判が言えるということは、シリーズを熱心に視聴している証拠。昨年の夏には、本作をキャンセルから救うキャンペーンにも参加していた番組ファンの一人なのだ。
NBCから配信サービスのNetflixへプラットフォームが移ることで、地上波でNGだった放送禁止用語や描写などがシーズン4では規制が緩まり、キングが不満に思っていた点が改善される可能性はありそうだ。
シーズン4ではお馴染みのキャストが続投!
シーズン4には、ミカエラ・ストーン役のメリッサ・ロクスバーグ、ミカエラの兄ベン役のジョシュ・ダラス、ジャレッド・バスケス役のJ・R・ラミレス、オリーブ・ストーン役のルナ・ブレイズ、サンビ・バール役のパルヴィーン・カウル、ジーク・ランドン役のマット・ロングらが続投。
『MANIFEST/マニフェスト』シーズン4配信日の発表を待ちたい。シーズン1~3はNetflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『MANIFEST/マニフェスト』© Warner Bros. Entertainment Inc./スティーヴン・キング©FAMOUS