【配信ランキング】海外ドラマ・映画|3週連続トップはあの作品!『テッド・ラッソ』が追いかける

全米で配信中の海外ドラマおよび映画(ドキュメンタリー・リアリティショー含む)におけるランキングトップ10(ニールセン調べ)が発表された。

「オリジナル」「非オリジナル(放映権を獲得した他社作品)」「映画」という3部門における全米でのストリーミング(配信)ランキングにおいて、該当する週でトップ10入りを果たした作品の中から、編集部がピックアップした注目作をご紹介。

配信ランキング(ニールセン調べ)

2023年5月15日(月)から5月21日(日)までの順位は以下の通り。

ドラマ(オリジナル)

  1. 『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝』(Netflix/計6話)...10億5600万分
  2. 『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』(Apple TV+/計32話)...7億6900万分
  3. 『クィア・アイ』(Netflix/計58話)...5億5800万分
  4. 『ファイアフライ通り』(Netflix/計26話)...4億7300万分
  5. 『マーベラス・ミセス・メイゼル』(Prime Video/計42話)...4億4300万分
  6. 『ミッシング:行方不明者捜査官たちの戦い』 (Netflix/計4話)...4億1500万分
  7. 『ブリジャートン家』(Netflix/計16話)...4億1500万分
  8. 『スイート・トゥース:鹿の角を持つ少年』(Netflix/計16話)...3億7700万分
  9. 『愛をこめて、キティより』(Netflix/計10話)...3億6400万分
  10. 『セリング・サンセット ~ハリウッド、夢の豪華物件』(Netflix/計56話)...3億3200万分

ドラマ(非オリジナル)

  1. 『NCIS~ネイビー犯罪捜査班』(Netflix / Paramount+/計443話)...8億5800万分
  2. 『ブルーイ』(Disney+/計129話)...7億800万分
  3. 『ココメロン ~うたってまなぼう~』(Netflix/計22話)...6億7600万分
  4. 『S.W.A.T.』(Netflix / Hulu / Paramount+/計128話)...6億3500万分
  5. 『キング・オブ・メディア』(HBO Max/計38話)...5億5000万分
  6. 『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』(HBO Max/計265話)...5億200万分
  7. 『リック・アンド・モーティ』(HBO Max / Hulu/計61話)...4億7600万分
  8. 『グレイズ・アナトミー』(Netflix/計397話)...4億4600万分
  9. 『シェイムレス 俺たちに恥はない』(Netflix / Paramount+/計134話)...4億2900万分
  10. 『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』(Netflix/計327話)...4億2900万分

映画

  1. 『ザ・マザー:母という名の暗殺者』(Netflix/計1話)...11億6000万分
  2. 『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(Disney+/計1話)...7億6600万分
  3. 『オットーという男』(Netflix/計1話)...6億2100万分
  4. 『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』(Paramount+/計1話)...4億9300万分
  5. 『テッド』(Netflix/計1話)...4億4000万分
  6. 『AIR/エア』(Prime Video/計1話)...4億400万分
  7. 『アンナ・ニコル・スミス:ユー・ドン・ノウ・ミー』(Netflix/計1話)...2億7400万分
  8. 『ビバ・メヒコ!』(Netflix/計1話)...2億4200万分
  9. 『クルードさんちのあたらしい冒険』(Netflix/計1話)...2億3200万分
  10. 『UglyDolls/アグリードール』(Netflix/計1話)...2億3200万分

 

※()内は前週の順位。NEWは前週ランクインしていなかったもの(新作、新シーズンが配信スタートとなったもの、旧作など全て含む)。
※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

【オリジナル】『クイーン・シャーロット 』が3週連続トップ

3週連続でトップは『クイーン・シャーロット ~ブリジャートン家外伝』に。7位にランクインしている『ブリジャートン家』の前日譚を描くスピンオフドラマで、ジョージ三世と結婚した若きシャーロットがどのように深い愛を育んでいったのかを中心に、上流社会が形成されるきっかけとなった社会的変化がどのように生まれ、『ブリジャートン家』のキャラクターたちに引き継がれていったのかが語られる。

2位は、エミー賞で史上最多ノミネートを記録したApple TV+のコメディドラマ『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』。この週には、シーズン3(全12話)の第10話が解禁されたが、フィナーレに向かって視聴数も伸びてきている印象だ。今のところほぼ可能性がないとみられているシーズン4への更新や、スピンオフ制作への期待が高まるが、続報は入ってきていない。

新たに登場したのは、5月18日(木)に配信開始となったNetflixオリジナル『愛をこめて、キティより』で、9位にランクイン。Netflix映画『好きだった君へのラブレター』の主人公ララ・ジーンの妹キティを主人公に描くスピンオフドラマで、舞台は韓国。作中ではK-POPミュージックも数多くフィーチャーされており、韓流好きにもおすすめしたい一作となっている。

【非オリジナル】打ち切り危機だった『S.W.A.T.』が浮上!

5月19日(金)に、シーズン6をもって打ち切りが決定したとの報道が流れた『S.W.A.T.』が、この週4位に浮上。当時、主演のシェマー・ムーアもこの決定には驚いた模様で、Instagramに動画を投稿して「『S.W.A.T.』をキャンセルするのは馬鹿げた間違いだ」と苛立ちを露わにし、シリーズが存続できるようファンに協力してほしいと呼びかけていた。そんなこともあってか、打ち切りの話が覆され、シーズン7へと更新される運びとなった。

8位は、シアトルの病院を舞台に、恋に仕事に忙しい毎日を送るドクターたちを描いた大ヒットドラマ『グレイズ・アナトミー』。先日、主演のエレン・ポンピオとイジー役でシーズン6までメインキャストとして活躍していたキャサリン・ハイグルが、米Varietyによる俳優同士がお互いをインタビューする企画「Actors on Actors」に登場して対談。メレディスの恋愛模様に対しての不満を吐露していた。

【映画】『アントマン&ワスプ』と『ダンジョンズ&ドラゴンズ』がランクイン

映画部門では、ジェニファー・ロペス主演『ザ・マザー:母という名の暗殺者』が2週連続で首位をキープ。

次ぐ2位には2月に劇場公開された『アントマン&ワスプ:クアントマニア』がつけている。アントマンの娘キャシーが作った量子世界を監視する装置の事故で、アントマン、キャシー、ワスプ、ハンク・ピム、ジャネットらが量子世界へと引きずりこまれてしまうところからスタートする本作。アントマンとキャシーの親子関係が、物語の展開における重大なカギを握っている。そんなキャシー役を演じるキャスリン・ニュートンは、HBO『ビッグ・リトル・ライズ』アビゲイル・カールソン役や、Netflix『ザ・ソサエティ』のアリー・プレスマン役など、話題のドラマで活躍している。

4位にはTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の実写版映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇り』が登場。Netflixの人気ドラマ『ブリジャートン家』シーズン1でヘイスティングス公爵ことサイモン役を演じ、大ブレイクしたレゲ=ジャン・ペイジが出演して大きな話題を集めている。

(海外ドラマNAVI)

Photo:Apple TV+『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』独占配信中