ペドロ・パスカル&スティーヴン・ユァンが煽り運転体験を語る「唾をかけられた」

ロードレイジ(煽り運転)で騒動が始まるNetflixの異色ダークコメディドラマ『BEEF/ビーフ ~逆上~』に主演したスティーヴン・ユァンと、『マンダロリアン』や『THE LAST OF US』などで知られるペドロ・パスカルが対談し、ペドロが自身の“ロードレイジ”体験を明かしている。

ロードレイジ体験を披露

『BEEF/ビーフ』は、高級車と接触しそうになり、腹を立てた主人公ダニー(スティーヴン・ユァン)が相手の運転手とカーチェイスを始めたことで、次々に騒動に発展する様子がダークユーモアを絡めながらスリリングに描かれる。

Varietyで俳優が対談する企画「Actors on Actors」で、ペドロがスティーヴンに、自身のロードレイジ体験を披露。「昨日もあったんです。それは僕のせいなんだけどね。これまでにも(ロードレイジ)は3度体験していて、全部自分に非があった。誰かを追い抜いて、ふと見ると、助手席の窓に唾液の塊が垂れていたよ。妹が“クソッ!”と言っていた」と語った。

その話に驚いて、「それは酷いね。運転席側から? その人はあなたに向かって、思いっきり唾を吐いたのか?」と反応したスティーヴンに、ペドロが、「ショックだったよ。怒りが込み上げた訳ではなかったし、少し怖くなって不安にもなったね」と答えている。

『BEEF/ビーフ』役作りは?

またペドロは、どこでも起こり得る危険を鋭く描いた『BEEF/ビーフ』のクオリティにも言及。「『BEEF/ビーフ』はどこでも起こり得るような、昨日ロサンゼルスで自分にも起こった“生きた真実”を映し出しているという点で、羨ましく思いながら視聴したよ。あなたの演技も“完璧だ!”と思って感銘を受けたよ」と称賛した。

その言葉にスティーヴンは、ダニー役を演じる上で意識した点を語っている。「いつもながら難しいけど、“自分のキャラクターを見捨てない”ということが課題だと感じているよ。キャラクターの現実をリアルに生きるために、真剣に内面を見つめるんだ。“自分はどこにいるのだろう? このキャラクターを深く理解している自分の一部はどこにあるのだろう? 僕の中でダニーはどこにいるのだろう? 孤立や孤独を感じたり、ゾッとしたり、嫌気が差したりする部分はどこにあるんだろう?”という感じで考えるんだ」

なお、巧みなストーリー展開により、Netflix 史上最高傑作と呼び声の高い『BEEF/ビーフ』は高い視聴者数を獲得しているが、現時点でシーズン2への更新は発表されていない。今後、スティーヴンには、マーベル映画『Thunderbolts(原題)』をはじめ新作映画4本が待機中。ペドロは、『マンダロリアン』シーズン4の製作が進行中だと報じられており、『THE LAST OF US』シーズン2に主演でカムバックし、映画『グラディエーター』の続編なども控えている。(海外ドラマNAVI)

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Photo:ペドロ・パスカル©SF/Famous/スティーヴン・ユァン©NYKC/FAMOUS