【ネタバレ】『LAW & ORDER』シリーズを降板したはずのあの人が戻ってくる!

人気の犯罪捜査ドラマ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』で10シーズン以上にわたってアマンダ・ロリンズを演じてきたケリー・ギディッシュ。一旦はシリーズから降板した彼女が戻ってくると、米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。

シーズン更新決定直後に届いた朗報

米NBCで現在シーズン24が放送中と、ロングランヒットを記録している『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』。ケリーは2007年に放送されたシーズン8のあるエピソードでロリンズではない役を演じた後、2011年に始まったシーズン13からロリンズ役としてレギュラーキャストとなり、これまで250エピソード以上に出演。ロリンズ役でほかの『LAW & ORDER』シリーズや『シカゴ・ファイア』『シカゴ P.D.』にも参加してきた。

『LAW & ORDER』シリーズを代表する存在だったケリーだが、シーズン24の放送が始まる直前の昨年8月、同シーズン途中でレギュラーから降りることが発表された。だがこれは本人の意志ではなく、フレッシュさを保ちたいという上層部の意向によるものだったと報じられ、ファンを驚かせていた。

「ロリンズを演じることは大きな喜びで、私の人生における栄誉の一つでした」と降板発表当時に自身のSNSに綴っていたケリー。「12年間、『LAW & ORDER』ファミリーの一員でいられて、とても幸せでした。ロリンズのようなキャラクターはテレビで他にいません。彼女は成長し、変化してきましたし、私自身も同じように成長しました。20代後半でこの作品に出演し始め、大人になってからのほとんどの時間をロリンズと一緒に過ごせたことに感謝しています」

そう語ったケリーは、2022年12月に放送されたシーズン24第9話「And a Trauma in a Pear Tree(原題)」をもって姿を消していた。しかしそれから4ヵ月が経ったこの度、本国で現在放送されている『~性犯罪特捜班』のシーズン24フィナーレと、スピンオフの『~組織犯罪特捜班』のシーズン3に出演することが明らかに。

そしてケリーの復帰が報じられたのと同じ11日には、『LAW & ORDER』の生みの親であるクリエイターのディック・ウルフがUniversal Televisionとの包括契約を2年延長したことも報じられた。当初は2020年から2025年までの5年契約だったが、これで2027年まで延長に。ウルフがNBCで手掛ける『シカゴ』シリーズと『LAW & ORDER』シリーズもそろって更新が決定しており、まだまだ積極的に作品作りを行っていくことが期待される。

ウルフは米CBSで展開中の『FBI』シリーズ3作品の新シーズン製作も決まっており、自身がネットワークで手掛ける9作品すべてがシーズン更新されるという快挙を成し遂げている。「Universal Televisionは約40年間、私のホームです。これまでも、これからもTV業界で最も成功したパートナーシップの一つであるこの関係は続くことと思いますし、これからさらに4年間“列車”を走らせ続けることを楽しみにしています」と意気込んでいる。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』© 2019 Universal Network Television LLC. All Rights Reserved.