米NBCは、ヒットメイカーのディック・ウルフが手掛ける大人気シリーズをそろって更新すると発表した。
『LAW & ORDER』あの作品のみ全13話
More seasons of #LawAndOrder and #OneChicago are coming soon. Learn more about @NBC's latest pickups here: https://t.co/J84rV5Updg pic.twitter.com/aG0GFWGZnf
— Wolf Entertainment (@WolfEnt) April 10, 2023
シカゴを舞台にした『シカゴ』シリーズは、『シカゴ・ファイア』がシーズン12、『シカゴ P.D.』がシーズン11、『シカゴ・メッド』がシーズン9の製作が決定した。この3作はNBCにて毎週水曜日に20時から続けて放送されており、今季同局の作品として最も視聴成績がいい『シカゴ・ファイア』(平均視聴者数950万人)をはじめ、『シカゴ P.D.』(同850万人)と『シカゴ・メッド』(同870万人)も高い数字を記録してニールセンのトップ10にしばしばランクインしている。
そしてウルフが手掛けるもう一つの人気シリーズ、『LAW & ORDER』も3作そろってシーズン更新が決定。『LAW & ORDER』はシーズン23、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』はシーズン25、『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』はシーズン4へと続くことが決まった。ただし、本家の『LAW & ORDER』と『~性犯罪特捜班』が新シーズンは22話構成となるのに対し、『~組織犯罪特捜班』の新シーズンはわずか全13話の予定だと報じられているのは気になる点だ。
クリストファー・メローニ演じるエリオット・ステイブラーが主人公の『~組織犯罪特捜班』は本国で2021年4月に放送スタート。放送開始時期が遅かったシーズン1は2ヶ月しか放送されなかったために全8話と少なかったが、シーズン2はほかの『LAW & ORDER』シリーズと同じように全22話で、現在放送されているシーズン3も次で19話目と、前シーズンと同じくらいのボリュームになるものと思われる。だが視聴率は芳しくなく、シリーズ初回こそ786万人の視聴者数を集めたものの、シーズン2以降は300万台という成績が続いている。
ウルフは今回の更新決定を受けて、声明で以下のように述べている。「Universal Television、NBCとの40年にわたる関係がこれからも続いていくことを嬉しく思います。これら6本の作品が更新されることになったことは、素晴らしいキャスト、プロデューサー、脚本家にとって大きな栄誉です。NBCで放送されるこれらの作品を見続けてくれている忠実なファンにもお礼を言います。これで6作合わせて累計84シーズンになります」
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— One Chicago (@NBCOneChicago) April 10, 2023
(海外ドラマNAVI)